仲間のために一人残って戦った結果(スライム姦/BAD END)

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 魔界へ続くとされるダンジョンの中、殺されるつもりで自分が残った。自分が残り敵の目を惹きつける事で、大事な仲間たちが無事に逃げ切れるならこの命など惜しくはない。
 少しでも時間を稼ごうと、持てる力を振り絞って剣を振り回し続けたがそろそろ限界だ。足に力が入らず、敵の攻撃を受けて吹き飛んだ体が壁に激突する。
 背を打ち付けた衝撃で脳みそまで揺れた気がした。ゆっくりと意識が暗転する中、仲間たちが逃げ切れている事を切に願った。

 体を這いまわるスライムたちに肌が粟立ち抑えきれない声があがる。
「あぅ、あぁ…やめっ、ろ……コロセ」
 多少数が多かろうと、最下層の弱小モンスター相手に良いようにされているのは、武器も防具もアクセサリーも全て取り上げられて丸裸な上、何らかの魔法でスライムたちが強化されているか、逆にこちらの攻撃力が下げられているせいだ。
 もともとパワープレイヤーで魔法類は使えない。なのに、腕に絡みつきまとめあげて拘束してくる1匹を、引き千切ることすら敵わない。
「う…ぁっ……いや、だっ」
 人語を解すことのない彼らに何を言っても無駄だ。それでも嫌だ、ヤメロ、殺せを繰り返すのは、彼らを自分にけしかけている存在を認識しているからだった。
 自分が今いる場所はステージの上か、もしくは動物園の檻の中のようなもので、スライム相手に為す術なく陵辱される自分を、楽しげに見つめてくる視線がある。
 死を覚悟して一人残って戦った自分は、結局殺されずに連れ去られ、魔界における見世物小屋的なものへ売られたのだと思う。
 スライムたちによって頭もほとんど固定されているから、じっくり周りを観察する余裕はないが、部屋の中はかなり広い様子で、アチコチで自分と同じように、連れられてきた人間たちが下等なモンスター類に弄ばれているようだった。
 固定された視界の中、つまらなそうに通り過ぎて行くのも、足を止めて興味深げにこちらを見つめてくるのも、にやにやと眺め続けているのも、今まで倒してきたモンスターや対峙したことのない未知のモンスターたちだ。
 高度なモンスターたちの中には人語を話すモノも居ると聞いたことがあるが、稀に掛けられる言葉の意味はわからなかった。ただしそれらが揶揄いや侮辱を含むものなのだろうことは、彼らの雰囲気と声音でわかる。
「んぁっ」
 熱を冷ますように体の上をアチコチ這っていたスライムの一部に胸を覆われ、少し高い声が上がってしまった。この後何が始まるか、体はもう嫌というほど知っている。
「あっ、あぁっ、んんっ」
 ぷにぷにとした触感で胸を揺すられながら、尖りっぱなしの乳首を捏ね回されれば、先程までとは比べ物にならない快感が走って身をよじった。
 床に投げ出されて横になった状態から、やがて背中に集まったスライムたちにより掛かる体勢へと変えさせられ、立てた膝を大きく割り開かれる。
 顔は正面に固定された。目の前にはショーのスタートを嗅ぎとったモンスターたちが並び、興奮気味にこちらを見つめている。
 開かれた足の間に勃ち上がるペニスに絡みついた一部に、擦るように上下しながら締め付けられれば、鈴口からはたまらず透明な雫がこぼれ出た。
「あ、あっ、イヤ、だっ。入る、なっあああっっ」
 亀頭を覆い先走りを吸収した後、足りないとばかりに小さな入口を拡げるように、穴の奥へと触手を伸ばされる。既に慣れた行為に痛みはないが、そんな場所をスライムのツルリとした触感で擦られてさえ、快感に声を漏らす自分自身に絶望することは避けられない。
 ペニスから侵入した触手に前側から前立腺をつつかれ、尻肉を左右に引っ張られて晒されている後ろの穴が、より深い快感を求めてヒクついているのがわかる。後ろから侵入した触手と前後同時に責められた時の、恐ろしいまでの快感を思い出して体が震える。
 今回はどんな風に責められるのか、何度イけば終わるのか。そして終わってもどうせ少しの休憩を挟んで、何度だって繰り返される。
 何らかの魔法か、もしくはスライムから直腸を通して栄養を与えられているのか、力尽きて事切れることさえ許されないのだ。
「いや、だ……助けて……殺して、くれ……」
 ボロリとこぼれ落ちる涙さえ、喜々として頬に這い上がってきたスライムにすぐさま吸収されて行く。
 ここにあるのは絶望だけで、なのに死ぬことさえ許されない。舌を噛み切ろうとすれば、腔内にまでスライムが侵入してきて阻まれるのは実証済みだった。
 誰か……
 どこにも届かない願いを虚しく繰り返しながら、責めを激しくするスライムたちに翻弄されて嬌声を響かせた。

救出しました→

お題提供:pic.twitter.com/W8Xk4zsnzH

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