雷が怖いので おまけのオマケ5

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 そのままの体勢で、しばし呼吸を整える。……つもりだった。
「ぅ、……んっ……」
 吐き出したのに、体の中の熱は一切引いて居ないどころか、アナルを弄る指の動きを止めたその時から、ジクジクとした疼きがお腹の中で膨らんでいく。早くもっと擦ってと、咥え込んだままの自身の指を、キュウキュウと締め付けてくるのがわかる。
「ぁ、ぁ、ぁ……」
 イッたのに終われない。ジッとしていればしているだけ、疼きも痒みも増していく。それに耐えられるわけもなく、指を揺すってしまう。
「ぁ、きも、ちぃ……」
 中を擦るように、入り口を捲るように。揺するだけじゃ足りずに指を前後させてしまえば、痺れるみたいな快感が広がっていく。間違いなくキモチガイイ。でも、吐き出したばかりの体を落ち着ける間もなく、急かされるように快楽を拾ってしまうのが怖い。
 しかも自分で弄るのでは、どうせ中途半端にしか気持ち良くなれない。先程までは安堵していたどうしようもないもどかしさが、満たされない辛さに変わってしまう。
「ぁ、あっ、やだっ、……ゃ、ゃぁ、……とどかな、……も、くる、し……」
 彼の手でむりやり快楽を引き出されるのなら、彼の手でもどかしいまでに焦らされるのなら、まだ、諦めも付くのに。
 そう思いながらも、自分自身の体を追い詰めるように、半ばむりやり二度目の吐精は果たした。けれどやっぱり、続けざまにイッて辛い体を休ませることは出来なくて、アナルに突っ込んだままの指をグチュグチュと動かし続けてしまう。
「も、ゃだぁ……ぁ、ああ……」
 ボロっと涙がこぼれ始めて、お願い助けて許してと彼に救いを請う。彼が立ち上がって近づく気配に、安堵のあまり更にボロボロと幾つかの涙を零した。
「もう限界?」
 背中に声が掛かって、彼の手が腰に触れる。ギュッと目を閉じて必死に頷けば、腰に触れた手がススッと滑り降りてきくる。目を閉じていても、横顔に彼の視線が突き刺さっているのを感じた。
「あああああっっ」
 こちらの手の甲を覆うように押さえつけながら、彼の長い指が一本、既にアナルに突き立っているこちらの指に沿うようにして、つぷぷと侵入してくる。自分の指では届かないイイトコロまでかんたんにたどり着いた彼の指先にその場所を押されれば、背中を突き抜けるみたいなゾクゾクとした快感が走って、たまらず背を反らしながら声を上げた。
「ここ、全然届いてないもんな。ペニスいじってイクことは出来ても、これじゃいつまでたったも満たされないよな」
 少し体勢を変えようかと言われながら、彼の指が引き抜かれるのと一緒に自分の指もその場所から引き出されてしまう。途端に空っぽになったアナルが、切なく疼いてハクハクと開閉してしまうのがわかる。
 とっさに息を詰めてその疼きに耐えようとしたが、その間にクルリと体勢を変えられて、気づけば仰向けに足を開いて彼にアナルを晒していた。正確には、ベッドに乗り上げて胡座をかく彼の足の上にお尻というよりもむしろ腰を乗せるようにして、やや折りたたまれる形で足先を頭の方へ投げ出し、思いっきり彼に向かってお尻を突き出している。
「じゃ、ちょっとこれで弄ってみようか」
「ひぅっ」
 言うなり両尻タブに当てた手を左右にグッと押し開くから、情けない悲鳴が上がってしまう。
「ど、……して」
「頑張ったのは認める。だから次は、もっと気持ち良くなれるように手伝ってやるから、もーちょい頑張れ」
 つまりはまだまだ全然終わりじゃないらしい。
「ほら、早くもっと弄ってって、言ってるぞ」
 尻タブを拡げたまま、意地悪くアナルのすぐ近くまで左右の指を伸ばしてくると、彼の目に晒された期待から余計にイヤラシく震えて息づくそこを、わざとらしくクパクパと開閉させる。
「ひぃ、や、やめっ」
「大丈夫だからおいで」
 急に柔らかな口調で促されて、思わず相手の顔を見つめてしまえば肯定するみたいにやっぱり優しげに頷かれて、おずおずとではあったものの、結局股の間に手を伸ばしてしまった。本当に、ズルい。

続きました→

 
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