一回り以上年下の従兄弟を恋人にしてみた13

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 次に何をされるかわかっているから緊張するのであれば、前回と違うことを混ぜて感じさせてやればいいのかも知れない。という想定のもと、わかった、と告げて相手のペニスを握って確かめた。
「もし本気でやめてほしかったら、俺を蹴って止めさせろよ」
「えっ? なに、する、つもり……?」
「これ、舐めてやろうと思って」
 言いながら手の中のペニスを軽く扱いてやる。
「ひぃぇえっ!?」
 悲鳴と驚きの混ざるみたいな声を上げて盛大に体をビクつかせたけれど、元々ベッドの上に移動した後で、してやるつもりはあったのだ。
「え、えっ、なん、で」
「なんで、って、お前が風呂場でしてくれたの気持ちよかったから、お前にもしてやろうと思って」
「でもあれはっ、お、お尻、舐めて貰った、からっ」
「うん。でもだからって今、お前のちんこ舐めない理由にはならないよ」
 まだされたことないキモチイイでお前の緊張ぶっ飛ばそうぜ、と続ければ、こちらの意図は伝わったようだ。
「え、ええ〜……」
 まぁ意図が伝わっただけで、相手の戸惑いは依然として大きそうだけれど。
「一緒にお尻の中も広げるから、痛いとか気持ち悪いとか、我慢できない何かがあったらちゃんと教えろよ。っていうか、ほんと、蹴っていいから」
「え、や、でもっ」
 ダイジョブダイジョブと若干無責任な言葉を重ねて、多分めちゃくちゃキモチイイだけだよと言いながら、口を開けて握ったペニスの先端へ向けて頭を寄せていく。
「んぁああっっ」
「ひぃこえ」
 思った通り、気持ち良さげに蕩けた声があがった。
「や、しゃべ、っな」
 ほらみろ、と思いながらふふっと笑う吐息にも、あちこちの肌がビクビクっと戦慄いて、埋めた指はまだ1本なのに、ギュウッと痛いくらいに締め付けられている。
「ぁっ、……ああっ……ん、……」
 最初はそこそこの声量を漏らした相手も、落ち着くのを待ってからゆるゆると開始した動きには、控えめな声で応じてくる。相手の顔は見れないが、その声には緊張も、何かを堪えるような様子もない。思惑通りでホッとする。
 風呂場で一度吐精済みなので、相手をイかせるつもりはなかった。口の中に咥えたものにはあまり強い刺激を与えずに、注意深く腸内を探っていく。
「んぁっっ」
 前立腺を探り当てて弄れば少し声の調子が変わったけれど、いやだとか止めてとか、静止を望むような声はあがらない。今回は最初っからペニスを同時に弄っているし、それどころか口奉仕で前回以上の快感を得ているはずだし、前回最後の方は多分ここを擦られてイッたのだろうから、気持ちよくなれそうなのが怖い、という状況にはなっていないようだ。
 だったら、と、少し強めにぐりぐりと押しつぶすように捏ねてやる。
「ぁああっっ、や、っ、だめっ」
 またビクビクっと体を揺らして、キュウキュウと指を締め付けながら、歓喜の色が濃い声がダメだと訴えた。その訴えを飲むように、一旦ペニスを吐き出して、埋めていた指もゆるっと引き抜いてしまう。
「ダメなのは、気持ち良すぎてイッちゃいそうだから?」
「……ぁ」
 残念そうな吐息が漏れてくるから、湧き上がる気持ちのままふふっと笑った。
「もっとして欲しい、って顔してる」
「だ、って……」
「そろそろ指増やしてこうって思っただけだよ」
 すぐにまたしてあげるよと笑えば、イジワルだと少し膨れてしまった。
「ごめんな。この後はちょっとイジワル続くかも」
「えっ?」
「さっき風呂場で一回イってるし、出したらそのあと一旦冷静になっちゃって、お尻弄られるのしんどくなるだろ。だから、気持ちよくはなって貰うけど、もうしばらくイクのはなしな」
 二本に増やした指をアナルに押し当て力を入れていけば、早く、とでも言うみたいにアナルがクパッと開いて飲み込んでいく。
「うん、ほんと上手」
 そう褒めながらも、体勢が辛くないか確認しておく。なぜなら、今回も律儀に脚を抱え続けているからだ。
 まぁ今回はフェラついでにこちらもなるべく相手の腰を支えるようにはしているので、すぐに異変が察知できるようにと相手の顔やら穴の様子やらに意識の大半が向いていた前回よりは、同じ体勢でも多少は楽だと思いたい。
「だいじょぶ、です」
「ん、じゃあもうちょっと頑張ろうな。あんまりイジワルし過ぎて泣かれたくないから、少し急いで解すけど、痛かったらちゃんと教えろよ」
「わかって、ます」
「よし」
「ぁっ……」
 前立腺に指先を当てれば、期待の滲む吐息が漏れる。それをしっかり感じた後で、先ほどと同じように、屹立したペニスへと頭を寄せた。

続きました→

 
 
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