無表情トレーナーは変態でした3

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3章 美味しいご飯が食べたい

【ジムのトレーニングルーム内】
ストレッチを終えて本日のプログラムが終了した。

川瀬:お疲れさまでした

山瀬:ありがとうございました

川瀬:それで相談ってなんですか?
  :終わった後でって言ってましたよね?

山瀬:あーうん、そのさ
  :食事の話なんだけど

川瀬:ああ、はい
  :食事内容見せて貰ってますが
  :頑張ってると思いますよ

山瀬:うん、それはね
  :自分でもよく頑張ってると思うんだよ
  :実際体重も減ってきたし
  :たださ

川瀬:辛くなってきました?

山瀬:うん、そうだね、辛い
  :もっと色んな物が食べたい
  :外食してもあれこれ考えちゃって
  :結局似たようなものしか頼めないんだよ
  :もっと言うとコンビニご飯とか
  :自分の手料理にも飽きた

川瀬:なるほど

山瀬:だからこの近辺でさ
  :このお店のこのメニューがオススメ!
  :みたいなのあったら教えて欲しいんだよね

川瀬:オススメの店、ですか?

山瀬:そう、俺の趣味ね、食べ歩きなの
  :テレビとかネットとかで紹介されたお店とか
  :ちょっとくらい遠方でも気になったら行ってたレベル
  :でも今それ封印してていい加減限界で
  :それで考えた結果
  :川瀬くんのオススメを食べ歩くくらいは良いんじゃないかと

川瀬:わかりました
  :つまり、この近辺にある俺のオススメ店の
  :山瀬さん向けメニューのリストを作れば良いんですね?

山瀬:そうそう!
  :お願いできる?

川瀬:良いですよ
  :それと、もし山瀬さんがお嫌でなければですが
  :俺の家に食事に来ませんか?

山瀬:えっ?

川瀬:俺、料理するの結構好きなんですよ
  :なので山瀬さん向けの食事を俺が作って提供します

山瀬:い、いいの!?

川瀬:良くなきゃ誘いません
  :ついでに寝る前に効果的なストレッチなども教えますし
  :いっそダイエット合宿気分で泊まりに来るのはどうですか

山瀬:え、凄く行きたい

川瀬:じゃあ予定を立てましょう
  :後で個人の連絡先教えます

【土曜の夕方】
川瀬のシフトに合わせてトレーニングをした後一緒にジムを出る。
向かう先は川瀬の自宅マンションだ。

川瀬:お待たせしました

山瀬:いやぁ、惚れ惚れするね
  :凄く美味しそう

川瀬:お口にあうと良いんですけど
  :どうぞ食べてみて下さい

山瀬:うん、じゃあ、いただきます!

メインの肉を一切れ口に運び咀嚼する。
美味しさに頬が緩むのがわかった。

山瀬:ん〜、幸せな味がする

川瀬:幸せな味、ですか?

山瀬:凄く美味しいってことだよ

川瀬:なら良かったです

山瀬:ていうか本当にご馳走になっちゃっていいの?
  :今からでも合宿代請求してよ

川瀬:いや、要らないですって

山瀬:ならせめて材料費だけでもさ

川瀬:言ったじゃないですか
  :俺、山瀬さんとお近づきになりたくて誘ったって

山瀬:それは聞いたけど
  :(うっかりトキメイたし喜んじゃったけど)
  :(でもなんで俺?とも思うんだよね)
  :(雑談盛り上がった記憶とかないし)
  :(基本黙々とトレーニングだし)
  :お金受け取って貰ったほうが
  :また作ってって言いやすいし

川瀬:ぜひ、また食べたいっておねだりして下さい
  :お金はホント気にしないでいいので
  :なかなか誰かに手料理振る舞う機会もないし
  :美味しいって食べて貰えるだけで充分です

山瀬:(表情あんまり変わんないけど)
  :(でも嬉しそうなのわかっちゃうんだよな)
  :(あーもう、いちいちドキドキしすぎて困る)
  :(まるで恋でもしてるみたいだよ)

【就寝前】
リラックスできるようにと間接照明のみ灯された部屋の中は薄暗い。
そんな中、敷かれた布団の上でストレッチを受けている。

川瀬:体、随分柔らかくなりましたよね
  :もう少し負荷あげますね

山瀬:んっ……ぁ……

川瀬:痛くないですか?

山瀬:へ、っき、ぁ、痛きも、ちぃ

【チュッ】
前屈姿勢の首筋に相手の唇が触れた気がした。

山瀬:(あれ?今のって……)
  :(いやいやまさか勘違いだって)

川瀬:じゃあ次は仰向けになって下さい
  :まずは両膝を胸に引き寄せるイメージで
  :この姿勢を20秒ほどキープです

山瀬:ぁっ、はぃっ

川瀬:一人の時は自分で膝をぐっと抱え込む感じです

山瀬:んっ、ぁ

川瀬:一度戻します
  :これも3セットですが
  :苦しかったですか?

山瀬:いや、平気

川瀬:痛気持ちいい?

山瀬:ん、そうだね

川瀬:じゃあ2回目行きます

山瀬:はい
  :ぁっ…ぅっ
  :(さっきよりちょっと強い)
  :(けどこれも苦しいってよりは気持ちいいかなぁ)

川瀬:山瀬さんの声、エロいですよね

山瀬:うぇえっ!?
  :(声がエロいって何)
  :(むしろ川瀬くんの方がなんか)
  :(雰囲気どんどんエロくなってない?)

2回目が終わって足を降ろされる。
川瀬の様子のおかしさに思わず上体を起こしてしまった。

山瀬:ど、どうしたの……
  :なんか、その……

川瀬:山瀬さん、俺、実はその
  :興奮してきちゃって……

山瀬:(ああ、自分で言っちゃうのか)

伸びてきた手が頬に触れる。
その手がスルリと体の線に沿って下りていく。

川瀬:気持ち悪いですか?

山瀬:あ、いや、気持ち悪くは……

川瀬:じゃあ、これは?

山瀬:うぁっ、ちょっ

川瀬:これも、気持ち悪くない?

股間の膨らみを撫でられ戸惑うが嫌悪はない。

山瀬:う、うん、でも
  :(男に股間弄られて気持ち悪くないってのもどうなの)
  :(これって相手が川瀬くんだから?)

川瀬:山瀬さん、気持ち悪くないなら
  :俺と、抜きあいませんか?

山瀬:う、え、抜きあい?

川瀬:互いの扱きあって気持ちよくなりませんか

山瀬:ぁ、あっ
  :(まだするとはって言ってないのに)

川瀬:気持ちよく、させますから

山瀬:はぅん

さわさわと股間を撫でられ続ける刺激に勃起していくのがわかる。

山瀬:(ど、どうしよ)
  :(このまま気持ちよくなりたいかも)

川瀬:ね、ダメですか?

山瀬:だ、ダメじゃ、ない
  :(これで本当に川瀬くんの手でイケちゃったら)
  :(川瀬くんに恋してるの確定って事かなぁ)

続きました→

 
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