雷が怖いので プレイ35

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 今度はじっくりと、剃られてツルツルになっているのだろう、会陰部や尻タブの合間やらを丁寧に舐め吸われる。会陰部を撫でられ緩く押されることで発生する快感を知っている体は、舐められれば当然のようにいつも以上の反応を返した。
 時折舌を伸ばされ刺激は陰嚢にも与えられたけれど、体の向きは変えられること無く、興奮しきって勃ち上がるペニスには一切触れてもらえない。舐められながらイッてみようっていうのは、もしかして、後ろを舐められるだけでイケってことなんだろうか?
 その予想は多分当たりで、再度アナルに舌が触れるまでにも随分焦らされたし、触れた後もすぐに舌を差し込んでくるような真似はせず、さっきよりもずっと時間を掛けて舐め解される。
「ぁ、ぁああっ……、ぁあ、イイっっ」
 イキたい、イかせて、前も触って、早く挿れてと、頭の中では散々繰り返したけれど、口から零すのは甘い嬌声だけだ。口に出してねだってしまったら、きっと中断させてしまうから。仕方がないねと言いながら、望む刺激をくれるだろうから。
 壁に押し当てた手にぐっと力を込めて、自らペニスに手を伸ばして、弄ってしまわないように必死で耐えた。
 やがてつぷつぷと舌先をアナルに出し入れされると、お腹の中がぎゅんぎゅんと蠢き、その舌をもっと奥まで迎え入れたいと体が願う。相手もわかっているようで、楽しげに熱い息を零しながら、少しずつ深くまで舌を押し込んでくる。
 それでも足りない。前立腺をキツく弄られたい。前立腺を弄られながら、押し出されるように射精したい。足りない。足りない。もっと深くまで欲しい。
 刺激は前立腺にまで届いてない。なのに繰り返される動作にグッと射精感が高まっていく。
 アナルの開発を開始した初期はやっぱり浅い場所ばかり弄られたし、そこでの快楽を覚え込まされイカされていたけど、でも前に触れないまま達したことなんてない。お尻でイけるようになってからも、射精するのはいつだって前立腺への刺激を受けながらだったし、ドライでイクなんてのはそれよりもっと難しい。
 こんな浅い場所だけを舐め弄られて、体が昇り詰めるかもしれないなんて、吐精してしまうかもだなんて、嘘みたいだった。
「あぁ……ぁ、……うそ…………いき、そ……」
 戸惑いながら漏らした声を拾ったのか、舌の動きが激しくなる。
「ぁあああ、あああっっんぁあ゛あ゛あ゛あ゛」
 ひときわグッと押し込まれて、アナルごとぢゅうぢゅう吸い付かれて、体がブルリと震えた。ペニスの先からドロリと白濁が吐き出されていくのがわかる。
 膝が震えて崩れ落ちてしまいそうだった。もちろん、本当に崩れ落ちちてしまう前に、彼によって抱き支えられたけれど。
 ようやく壁から引き剥がされて、彼の腕の中でくるりと体を反転される。
「舐められるだけで、イケたな」
 満足気な声と顔。しかもだいぶ興奮してくれているようだ。
「はい」
 良かった。嬉しい。冷め切らない興奮に安堵を混ぜて頷いた。
「可愛い顔して頷いちゃって。ベッド行ったら、今度はこっちじっくり舐めてやるから、期待して?」
 ニヤリと笑いながら剃られたペニス周りを撫でられて、吐き出したばかりでもちっとも萎えきってなんかいないペニスが、期待しての言葉にあっさり期待を膨らませて揺れる。
「ほんと、素直な」
「ぁんっ」
 柔く握られ甘く吐息をこぼした。そのまま擦られれば、当然あっさり硬度が増していく。
「まだ、ここで、する?」
「いや。ベッド行くよ」
 そう言いながらも、彼の手は離れていかないし、手の中のペニスへ緩く刺激を送り続けている。
「なぁ、他も剃らせてって言ったら、どうする?」
「他、……って?」
「脇とか、スネとか。全身ツルツルにして、ひたすら舐め可愛がってやりたい」
「今後ずっと全身ツルツルのままでいろ、とか言わないなら」
「それをここで言うってことは、陰毛は剃りっぱなしにしてって言ったら、従うつもりがあるってことか?」
「言うんですか?」
「言わない。絶対ダメってわけじゃなくなったのわかったから、今度は何かのおしおきで、うんと恥ずかしい格好に縛ってからの剃毛とかもやりたいし?」
 今日はほとんど記憶にないまま剃られちゃったもんなと笑われたけど、それはそれでなんとも複雑だ。別に、いつかそんなおしおきをされるかも知れないことが、凄く嫌ってわけじゃないけれど。
「で、本当に他も剃っていいんだな?」
「はい」
 頷いて、彼が先程一度片付けたカミソリやらを、再度持ってくるのを待った。

続きました→

 
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