弟に欲情されています2

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 夜間に抜き合うときはそこまで時間を掛けられないし、後ろを弄って貰いながら同時に気持ち良くなるのにちょうど良いと、いわゆるシックスナインの体勢になる。
 その場合、アナルを指で弄って穿って拡げる行為がメインになる弟が下で、相手のペニスを咥えて舐めたり手で扱いたりがメインのこちらが大概上だ。身長はそう変わらないのに筋肉量の差か、弟のほうが重いというのも理由の一つではあるけれど。
 下だけ脱いで弟の顔をまたぐように腰を落とし、前屈みになってまずは弟の股間部分を手の平で撫でた。我慢が効かないとからかわれる程度にこちらは性急な刺激が欲しいのに対して、弟は焦れったい刺激に興奮を増すタイプらしく服は着たままなので、布の上から撫で擦りながら固さと質量が増していくのを待ち、ある程度固くなったら今度は下着の中に手を滑らせて直に触れて握って揉んでやる。
「はぁ……」
 そうする頃には、ワセリンを塗りつけていた指がするりとアナルに入り込んできて、たまらず熱い息がこぼれ落ちる。長くて器用な指はすぐに前立腺を捉えてくるから、急いで手にした弟のペニスを引っ張り出して口を寄せた。
「んうっ」
 間一髪で塞いだ口からくぐもった声が漏れる。手加減してると言いつつも結構容赦なく弄ってくるから、こちらも必死でしゃぶりついて、アンアンと嬌声がこぼれてしまうのを自ら防ぐしかない。
 弟が微かに笑う気配がして、いったん指が引き抜かれていく。性急な刺激を欲しがるこちらに合わせて、そのまま前立腺をいじめ抜けばどうなるか身をもって知っているからだ。また噛まれでもしたら大変だと思っているんだろう。
 その後は比較的緩やかな刺激とともに、快感を煽るというよりも拡げる方向に弄りだす。その間に、こちらはやはり必死に弟のペニスを舐めしゃぶりながら握って扱く。
 お尻で感じながら射精すると、ペニスだけの刺激でイクより格段に疲れる気がするというか、イッた後にもじんわりとした快感が体に残ってぼんやりしてしまうので、弟よりも先にイッてしまうとどうしてもその後の弟の扱いが些かぞんざいになる。さすがに自分だけ気持ち良くなるわけに行かないので、自分が先にイッておいて、弟に後は自分で処理してなんてことは言わないけれど、気分的にはそんな感じになってしまう。
 アナニーなんてしだす前、ひたすら互いのを握り合ったり舐め合ったりで時間の許す限り何度も抜いていた頃のほうが、弟的には楽しかったんじゃないかって気がしないこともないのだけれど、疲れるから一回イケば十分という今の状態に文句を言われたことはない。
 というよりも、お尻を弄らないとなかなかイケなくなってしまったのに、それを弟に言い出せなくて反応の鈍い週末を過ごしていた頃に比べたら全然マシって話なのかもしれない。多分弟的には、あの時期が一番不満だっただろう。そういや、飽きられた可能性も考えた、なんてことも言っていたっけ。
 そんなこと、あるはずがないのに。
 妄想でも、現実でも。このまま一生、弟以外に反応出来ないのかもという不安を抱えている、なんてことを弟に知らせる気は一切ないし、知られたらきっと色々とマズイことになる。今でさえ弟の人生を随分と狂わせてしまったと思うのに、弟の未来を、こんなことで自分にこのまま縛り付けてしまうわけにはいかない。
 比較手緩やかな刺激でも、快感を煽られなくても、慣れた体は快感を拾って昂ぶっていく。口の中に広がる弟の先走りの味も、張り詰め震える逞しい亀頭も、手の中で脈打つ幹にも、興奮は煽られていくのだから、どちらにしろ体は昂ぶっていくのだけれど。
 どうしようもなくイキたくなって、弟のペニスを舐め啜るのにも熱がこもり、同時に片手を自分のペニスに持っていく。緩く握って扱いて見せれば、そろそろこちらが限界だと弟に伝わるだろう。
 そうするとだいたい、弟の指の動きが一旦止まって、弟が意識をフェラされる方に向ける。そうして先にイッてくれる。
 なのに今日はズルリと指が引き抜かれていき、更に上になるこちらを押し上げるようにして、軽く身を起こす。
「え、何?」
 どうしたのかとこちらも頭を上げて振り向き尋ねるが、そうしている間にも体の下から弟の体がすり抜けていった。何が起きているのか理解できたのは、四つ這いのこちらに弟の体が覆いかぶさってきた後だ。
「兄貴さ、今日、指三本、しっかり咥えこんでたの自覚ある?」
 耳元で囁く声は少し意地が悪くて楽しげだった。
「もう俺の入ると思うんだけど、入れて、いい?」
「だ、ダメっ」
 慌てて逃げようと弟の下から這い出そうとするが、当然すぐに阻止される。本気で暴れたら逃げられるのかもしれないが、そのせいで親が様子を見に来る可能性を考えたら、そんなリスクの高い真似は出来っこない。ようるすに、弟の下から逃げ出せなかった。
「なんで? 俺に抱かれるためにアナニー始めたって言ったよね? 指三本突っ込んでも気持ちよくなれてんだから、そろそろ良くない?」
「いいけど、今日は、ダメ」
「挿れたい。兄貴の中でイきたい」
「ダメったらダメ」
「だからなんで?」
 だんだんと不機嫌になっていくくせに、その声は甘ったるく淫猥さが増していく。声からも欲情がだだ漏れだった。
 このまま食われてしまいたいと、ゾクゾクとした何かが弟の覆いかぶさる背中を駆け上がる。
「週末まで、待って。怖い」
「できるだけ、優しくするけど」
 心配なのはそれじゃない。
「違う。どうなるかわかんないの、怖い。安心して、ぐちゃぐちゃのドロドロに、なりたい」
 だから親が居ない時にと言えば、待つから絶対ぐちゃぐちゃのドロドロになってよと残して、背中から弟の重みが引いていく。
 ほっとする気持ちと、少しだけ残念に思う気持ちとが混ざり合う。今すぐこの場で、ぐちゃぐちゃのドロドロになりたい。
「じゃ、続き。もっかい咥えて、口で、イかせて? 俺がイッたら、次は兄貴ね」
 続きと言いながらも再度仰向けに寝転がることなく胡座をかいて座っているので、もぞもぞと這っていきそこに頭を埋めた。

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弟に欲情されています1

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 弟からの寝るよの挨拶は壁を二回ノック。こちらからの寝るよの挨拶は一回で、二回叩けば割合すぐに向こうからも叩き返される。この場合のコンコンはもちろんオヤスミなんて意味じゃない。その意味は、今から行くよ、だ。
 アナニーバレという二度目の妄想実現から先、自分一人での自慰行為は一切しなくなった。正確には、出来なくなった。なぜなら、受験は終わったんだからもう遠慮しないと言い切った弟に、抜きたくなったら絶対呼んでと言われているからだ。
 頑張れば週末までオナ禁だって可能かもしれないし、溜めまくった性欲を一気に爆発させるみたいな抜き合いも一回くらいはしてみてもいいけど、でもそれを毎週なんて体力のある弟はともかくこちらは疲れすぎてキツいし、親が出かけなかったらと思うとヤバイ想像しかできない。週末抜き合えなかったから今回はお互い個々に処理しようなんてのを弟が受け入れると思えないし、溜めまくった状態でむりやりに弄られたら、さすがの親も驚いて覗きに来るくらい盛大に喘ぎまくって乱れてしまうかもしれない。
 そう考えたら、抜きたい出したいって気持ちになった時には、我慢せずにしておいたほうがいいだろう。
 なお、絶対呼んでを律儀に守って壁を叩いて弟を呼ぶのは、弟の口から貞操帯だの射精管理だのと不穏な単語が漏れたからでもある。受験を盾に抜き合うのは親が家に居ない週末の昼間だけという条件を弟に飲ませ、だったらせめてオナニーは控えてという願いすら無理だと言い切って、弟相手の妄想オナニーを続けた結果、いっそ弟の居ない場所では勝手に抜けなくなればいいのに、というような発想になったらしい。
 こちらがいつか弟に抱かれる事を想定して、尻穴に指を突っ込んで弄って気持ちよくなってるその隣の部屋では、弟が兄のオナニーを強制的に禁止する方法を探したり、お願いだから貞操帯を外してイかせてとねだらせるような妄想でオナニーしていたなんて、驚きを通り越して不安になる。自分の妄想は弟に散々実現してもらっているので、こんなこと言えた義理じゃないのかもしれないが、さすがにそんな弟の妄想を実現されるのは嫌だと思ってしまう。
 バレなきゃいいでオナニーを続けるのもありだったけれど、バレた時がなんだか怖すぎるし、自分でアナニーするだけだとついつい弟に抱かれるための準備中だというのを忘れてしまうし、弟にアナルを弄られ拡げられながら抜いて貰うのはたまらなく気持ちがいいし、平日の夜に弟を自室に呼ぶ場合の問題は喘ぎすぎて親に気づかれる可能性があることくらいだった。
 いや、もちろんそこが最大の問題なんだけど。
 すべての発端が自分だという自覚はあった。まだ同じ部屋を使っていた頃、弟に気づかれているのをわかっていながら、弟をオカズにオナニーし続けた結果が今だというのもわかっている。
 もし親にバレたら、弟を巻き込んだのは自分だからと正直に言って、この家を出て行くことになるだろうと思っている。そうなったら、せっかく受かった大学だって、通えなくなるかもしれない。
 わかっているのにそんな危険を犯すのは、オナニーバレが怖いとか弟にしてもらうのが気持ちいいとか色々あるけれど、実のところ、親の出かけた週末の昼間に抜き合うのと、夜に暗くした部屋の中で抜き合うのとでは、弟の興奮の度合いが段違いだからだというのもかなり大きい。
 兄のオナニーを控えさせたくて、男性用貞操帯だの射精管理だのを検索しまくった辺りからして、多分、弟には若干サディスティックな傾向があるんだろう。親に気づかれたら困ると必死で声を抑えながら、それでも慣れた体が快楽に震えて絶頂してしまうこちらに、酷く興奮するらしい。
 自覚がどこまであるかはわからないし、親を気にせず好きなだけ気持ち良くなれる週末と、扱い自体はそんなに変わるわけではないのだけど。でも、されてるこちらからすれば、違いなんて一目瞭然だった。
 弟とこういう関係になった直後に部屋が別れて、ずっと親の居ない昼間ばかりに抜き合っていたから、アナニー現場に突入されるまで気づいていなかった。
 ノックもなく部屋のドアが開き、僅かな隙間から身を滑り込ませた後、また静かにドアが閉まっていく。
「おまたせ」
 やはり静かに近づいてきた弟が、ベッドに腰掛け待っていたこちらを、有無を言わさず押し倒してきながら笑う。兄貴ってホント我慢効かないよねなんて言いながら、楽しげに笑う顔は既に欲情にまみれていて、見つめられるとそれだけでゾワリとした期待と快感とが身の内を走った。

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兄に欲情しています2−2

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 ノックもせずにドアを開く。静かに開いたつもりだったが、可愛らしく喘いでいた兄の声はピタリと止んだ。あっさりバレたなと思いながらも声は掛けないまま、するりと入り込み後ろ手にドアを閉める。
 部屋の中は暗かった。どうやら兄は、部屋を分けたからといって、明かりを点けてオナるわけではないらしい。
 オナニー真っ最中に弟に踏み込まれて、驚く兄の顔が見れなかったのは残念だ。でもこれはこれで悪くない。部屋を分ける前を思い出してドキドキする。
 ドアのすぐ脇にスイッチがあるけれど、明かりは点けずにそのままベッドへ向かっていく。
 ベッドの脇に立ち、グッと身を屈めて壁向きに横たわる兄の様子を間近に窺った。上から見下ろす横顔からでも、兄が目を閉じて息を潜めているのがわかる。けれど薄闇に慣れてきた目には、緊張からかフルフルと小刻みに震えるまつ毛が見えている。
「起きてんのわかってんだからな。兄貴がオナってる声、聞こえたぞ」
 受験終わったんだしもう週末まで待たないからと一方的に宣言し、問答無用で掛布を剥いでやった。パジャマのズボンに手を突っ込んだ姿を晒して、またその手の上から股間を揉んでやるつもりだった。
「ちょっ、」
「えっ……」
「バカっ、返せよ布団」
 随分慌てた様子で、それでも階下の両親を気にしてか声量は控えめに声を上げたものの、兄は膝を抱えるように丸めたまま動かない。もしくは動けない。
 その下半身にはパジャマのズボンどころか下着すらなく、つるりとしたお尻がこちらに向かって突き出されている。
「うっわ、やーらしー」
 一人部屋になって、脱いでオナるようになったらしい。しかも下だけとか、視覚に訴えるイヤラシサが半端ない。もちろん、まだ寒いこの季節にわざわざ上まで脱ぐ必要がないだけだって事はわかっているし、突然踏み込んだ自分へのサービス要素なんて欠片もないことだってわかっているけれど。
「下だけ脱いでるとか超エロい。ほら、続き手伝ってあげるから、こっち向きなよ」
 促すように剥き出しの尻を撫でてやれば、アッと小さく声を上げて体を震わせたから、そのまま柔らかな尻を軽く揉んでやった。
「ァッ、ぁぁ、やぁ」
「あれ? ケツ揉まれても感じるんだ?」
 へー。知らなかったなと思いながら、更にモミモミと揉みしだく。手の平を柔らかな弾力が押し返してくるのが楽しくて、つい調子に乗ってユサユサと揺すってしまったら、止めてと訴える兄の声が高くなる。そう言いつつもかなり気持ちよさそうだ。でも慌てているのはわかるし、あまり声を上げさせて親に気づかれるのもかなりマズイ。
「じゃ、ほら早くこっち向きなって」
 仕方なく尻を揉む手を外して、今度は膝頭を掴んで強引に体の向きを変えてしまう。
「やぁっ」
「えっ?」
 勃起ちんこを隠すように握っているのかと思いきや、兄の片手は股の間のもっと奥へと伸びている。何してるんだと思いながら、足を閉じようと力のこもる膝を、それ以上の力で押し開いて股の間を覗き見た。
 運動部はしんどいとか言って高校から文化系の部活に入部して既に三年近く経過している兄と、中学から引き続き運動部に所属している自分とでは力の差は歴然だ。身長だって二つ上の兄とほぼ変わらないくらいあるし、自分はまだまだ伸びているから、兄を追い越すのも時間の問題だろう。
「ちょ、何してんのこれ」
 覗き込んだ先、兄の中指が深々と尻の穴に突き刺さっているように見えて焦る。
「ていうか、まさかのアナニー?」
 確か、尻穴を使ったオナニーをアナニーって呼ぶはず。極めると、射精しなくても射精以上の絶頂感が味わえるらしい。オナ禁だの男性用貞操帯だの射精管理だのを検索した時に、オマケみたいな感じで目にした気がする情報だ。
「ね、キモチイの?」
 いや、そんなの聞くまでもないだろう。だって中指が根本まで埋まってるってことは、昨日今日始めたわけじゃない。
 股間を覗き込んでいた顔を上げて、無言を貫く兄の顔に顔を寄せた。薄闇でも顔を赤くしているのがわかる。困ったように視線を彷徨わせるものの、この状況に酷く興奮していることも、手に取るように分かった。
「ああ、もしかして、待ってた?」
 聞いたら視線を逸しながら、それでも小さく頷いてみせる。オナニー我慢してってのを無理って言い切って続けてたのは、もっと早くにこの現場に踏み込んで欲しかったからなのか。
「マジか。受験だからって気を遣って我慢してたのバカみたいなんだけど」
「それは知ってた。我慢してくれてありがとな」
 やっと目線を合わせてくれながらそう言った兄は、更に言葉を続けていく。
「もし受験終わってもお前が気づかなかったら、自分から、抱かれたいって言うつもりだった」
「えっ? 抱かれたい? てか抱かせてくれるの?」
「うん。そのつもりで、お尻、拡げ始めたのが最初だから」
「もう俺が突っ込めるくらい拡がってんの?」
「えーと……まだ、かな?」
 兄の様子から、何か隠している気配がする。それを指摘したら、拡げるより気持ち良くなること優先しちゃってと照れ笑うから、なんかもう納得するしかなかった。
「つまり、お尻弄って気持ち良くなれるのは確定?」
「ん、確定。最近は、お尻弄ってないとなかなかイケなくなったくらい、お尻が気持ちぃ」
 そういや抜き合う時、誘うみたいに尻を振られることが増えた気はしてたけれど、あれは誘うみたいではなく、まさしく誘っていたようだ。
「うっわ。そんな理由かよ」
 何がと聞かれたので、一緒にする時の反応が鈍ってきたから飽きられた可能性も考えたと言ったら、焦ったようにオカズは昔も今もずっとお前だと教えられた。
「うん、知ってる。さっき名前呼んでくれてたの聞こえてた。それよりさ、手伝わせてよ。俺も、指、入れていい?」
 兄貴がキモチぃとこ教えてと言えば、兄の腕が動いて、口からははっきりと甘い吐息がこぼれ落ちる。どうやら埋めていた指を抜いているらしい。
「中指、入れてみて」
 言われるまま指先で触れたそこは、温かな何かでグチュグチュにぬかるんでいる。指先に力を込めれば、かすかな肉の抵抗とともにあっさりその場所へ沈んでいった。
 グニグニと蠢く兄の中は酷く気持ちが良くて、いつかここにちんこを突っ込み、同じようにグニグニと締め付けてもらえるのだと思うと、どうしようもなく興奮していく。

続きました→

 
 
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別れた男の弟が気になって仕方がない(目次)

キャラ名ありません。全42話。
勘違いと思い込みが激しい社会人28歳(視点の主)×誰でもいいから抱いてほしい大学生19歳の出会いから恋人になるまでの話。年の差9歳。
どちらも高身長。
攻めは報われない想いを一途に抱えて片想いしてるような子を、優しく甘やかしてやりたい困った性癖持ち。受けの兄とも、兄に別の本命がいるのをわかってて付き合っていたが、ある日「兄と別れて下さい」と受けが押しかけてきたせいで破局。
その後、誰でもいいと抱いてくれる男を探す受けを偶然見かけて放置できず、最終的に抱くことになる。
兄の本命相手に受けも報われない片恋をしているのだと思って、一時的な慰めを与えるつもりで抱いていた攻めだが、受けの想いの向かう先が自分だと気付いて、失恋する気満々で抱かれていた受けを口説き落として恋人になります。
攻めの勘違いな思い込みと、受けが攻めを意識していることを頑なに隠すので、グダグダと長いです。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
性的なシーンが含まれるものはタイトル横に(R-18)と記載してあります。

1話 押しかけてきた恋人の弟
2話 ベッドの上で(R-18)
3話 兄到着
4話 別れ話
5話 ラブホ前で再会
6話 兄の本命は幼馴染
7話 男紹介の約束
8話 誰でもいいなら俺でも
9話 性感染症のリスクについて
10話 兄の後悔
11話 魅力を教えてあげる
12話 可愛いよ
13話 お試しのキス
14話 狡い大人
15話 指で拡げる(R-18)
16話 前立腺いじり(R-18)
17話 フェラで吐精(R-18)
18話 アイマスクを装着して挿入(R-18)
19話 奥まで拡げる(R-18)
20話 終わりだよ(R-18)
21話 抱きしめて宥める
22話 続けて欲しい
23話 なかった事にしてあげる
24話 二回目は正常位で(R-18)
25話 怒ってる?(R-18)
26話 気持ちいい?(R-18)
27話 名前を呼ばれる(R-18)
28話 聞かせてはいけなかった
29話 俺と付き合わないか
30話 どうして甘やかすの
31話 兄との過去回想
32話 性癖の話
33話 信じてもらえない好き
34話 いつから好きだった?
35話 本当のことを教えて
36話 予定と想定外
37話 あれはチャンスだった
38話 バチが当たった
39話 難儀な性癖
40話 失恋して次の恋へ
41話 幸せになれますか?
42話 恋人に、なります

 
 
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兄に欲情しています2−1

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 ずっと兄の受験が終わるのを待っていた。終わったら絶対に夜這いしてやろうって思ってた。
 部屋を分けた後、兄と抜き合えるのは週末だけだった。しかも親が揃って出かけなければ、そのわずかなチャンスさえ貰えなかった。
 平日は親が居なくたってダメ。夜は親がいるからダメ。
 明かりを消した部屋の中、二段ベッドの上で兄のオナニーを聞きながら興奮していた日々が、部屋を分けた途端に一転してしまった。部屋が同じなら、また俺にエロいことされるの考えながらオナってるのって笑いながら、その妄想を実現してやれるのに。
 あの時部屋を分けなければ、自分たちの今の関係はないとわかっていても、もっと早くに行動を起こしていれば良かったと、悔やむ気持ちは日々大きくなっている。隣の部屋の姉に声が漏れ聞こえないようにと、声を上げてしまうのを我慢しながら、実の弟相手にちんこ弄られて喘ぎ善がる兄を想像するだけで堪らない気持ちになる。
 せめて二人で抜き合う時以外は抜かないでくれれば、週末もっと濃厚な時間を過ごせると思うのに、オナニーするの我慢してよと言っても無理の一言で終わりだった。ムラムラしっぱなしで勉強なんかしたくないって事らしい。
 あれもこれも、こっちの希望なんてちっとも受け入れてくれない。いっそオナニーできないようになればいいのに。おかげで男性用貞操帯だの射精管理だの、高校一年生男子には多分あまり縁がない単語ばかり、検索履歴に並んでいる。
 もちろん、そんなものを入手できるわけもなく、仮に手に入れたってそれを兄に装着できるわけもないのだけれど。
 相手は受験生で、受験を盾に取られると、こちらも強くは出られない。オナニーしなきゃ勉強に身が入らないなんて言われたら、諦めるしかなかった。
 だからずっと待っていたのだ。そしてやっと先日、兄は希望した大学の合格通知を手に入れた。
 その日から、昼間多めに昼寝して、夜は眠ったふりで隣の様子を伺う日々が続いている。もう寝るよの合図で壁をトントンと二回叩いた後、超古典的な手段で壁にコップを当ててみたりしながら、兄が寝るよと壁を叩くまでは起きていた。
 兄がオナってるタイミングで、部屋の中に乗り込んでやりたい。ムラムラしてるちょうどその時に、兄に触れたい。
 週末抜き合うのが嫌なわけじゃない。カーテンを閉め切って電気を消してたって相手の表情がわかる程度に明るいし、親が居ない安心感でか、感じ入った兄は可愛らしい声を惜しむことなく聞かせてくれる。
 でも少しずつ、反応が鈍ってきた気がするのだ。弟の手や口で抜かれる事に慣れて刺激が足りないのかも知れないし、オナり過ぎでムラムラするタイミングがずれてるのかも知れない。
 触れれば勃つし、扱けば喘ぐし、アンアン言いながら最近はお尻を振って誘うような真似までするくせに、なかなかイカなくなってしまった。こんな関係になってから暫くは、何度射精したってちょっと触れればまたすぐ硬くなって、もっとしてって言葉でも態度でもはっきり示してくれてたのに。今はイクまでに時間が掛かるせいか、一度イッただけで終わりになってしまう事が増えた。
 そんな兄相手に、自分ばっかり何度もして貰うのも気が引けて、結局自分も頻繁にオナニーを繰り返してしまうのだけど、その時のオカズは大概、まだ部屋を分ける前の兄だった。暗い部屋の中、声を殺してひっそりと、そのくせ時々こちらの名前を呼びながら、オナニーを繰り返していた頃の兄の姿だ。そんな兄のオナニーを手伝う妄想で抜いている。
 感じていることを隠すことなく、キモチガイイと喘ぎ甘えてくれる兄だって堪らなく可愛いのだけれど、弟に弄られる妄想でオナる兄をオカズにオナっていた日々が長かったせいか、そんな姿をまた見たいと思ってしまう。俺にどんなことされる妄想しながら気持ちよくなってるのって聞き出して、その通りに兄に触れてやりたいと思ってしまう。オナニーを続けていることを知っているから尚更だ。
 薄い壁のすぐ向こうで、ゴソゴソと動く気配を感じる。もしかしてと思いながら、いつも以上に息を潜めて隣の気配を窺う。壁にそっとコップを押し当てて、隣の音を拾おうと耳を澄ます。
「んっ……んんっ、はぁ」
 微かに喘ぐ声が聞こえた気がした。
「ぁ、ぁあっ」
 ああ、間違いない。今、この壁の向こう側で、兄がオナっている。しかもちゃんと、自分の名前を呼んでくれてもいるようだ。兄のオカズは、今も変わらず実の弟なのだ。
 オナニーを続けているのは知ってても、その内容までは知らなかったから、反応が鈍ったのは、もしかしてもう自分相手には満足してしまって、別の誰かを想像しながらオナる方が良くなってしまったのかもという不安はゼロではなかった。
 良かったと安堵しながら、ベッドを降りて静かに部屋を出た。もちろん、向かう先は隣の部屋だ。

続きました→

 
 
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弟に欲情しています2

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 一人だけの静かで暗い部屋の中、ベッドに転がり弟の名を呼びながら自慰行為に耽る。
 姉が家を出たのは半年ほど前で、それを期に自分ひとりの部屋を手に入れた。それまで同じ部屋で過ごしていた弟が、姉が使っていた隣の部屋に移動したからだ。
 模様替えの際、弟主導で壁を挟んで隣り合うようにベッドを配置したので、この壁の向こう側には今日も弟が寝ている。
 眠る前、おやすみとでも言うようにコンコンと二回壁を叩く真似を始めたのは弟で、今日も一時間近く前にその音が響いていた。わざわざ叩き返したりはしないけれど、自分も寝る間際に一度だけ壁を叩くようにはなっている。
 壁を叩く音はそれなりに響くし、姉が隣りにいた頃は、煩いからもう少し静かにしてと怒鳴り込まれたことが何度もあったので、部屋と部屋を分ける壁はそこまで厚くない。けれど弟は眠りが深い方だし、二段ベッドの上下という近さならともかく、自慰行為で多少声を漏らした所で、それに気づかれることはないだろう。
 わかっていても、考えずにはいられない。願わずにはいられない。
 漏らした声が壁の向こうの弟にまで届けばいいのに。声を聞きつけて、こんなイヤラシイことまでしてたのかと、またこちらの秘密を暴いて欲しい。
 そう思いながら、ワセリンを纏わせた指先を股の間に差し入れて、奥の方で密やかにヒク付いているアナルをそっと撫でた。
 精通したばかりの子供の頃から、オナニーのおかずはずっと弟だった。それを弟も、多分どこかで気付いていただろう。
 二段ベッドの上に眠る弟が、オナニーに気付いて何してんのと降りてきて、勃起したペニスを弄ってくれる。という妄想で抜いていたから、それが現実になればいいという期待半分、気づかれて気持ちが悪いと罵られて避けられれば、こんな妄想は終わりにできるのじゃないかという期待半分で、あまり隠すことをしていなかったせいだ。
 弟は気付いていたが、手を出してくることもなく、罵ってくることもなかった。
 何も気づかないふりでやり過ごすことにしたのだろう。そう思ったから、こちらがオナニーを終えて証拠隠滅の後始末をするために部屋を抜け出すその間に、いつからか弟もオナニーするようになったことには気づいたが、それの意味する所を聞くことは出来ないままだった。
 進むことも戻ることも出来ない中で、半ばヤケクソでオナニーを続ける日々は、それなりに長く続いていたが、転機はやはり半年前の姉の自立だ。
 部屋を分ける前の最後の夜、長年続けた妄想は、現実になった。ベッドを降りてきた弟に捕まって、躊躇いなくキスされて、促されるまま弟相手にどんな妄想をしていたか吐いてしまえば、弟は笑ってそれを実行してくれた。
 現実は妄想よりもずっと甘美で、弟の指も舌も想像以上に気持ちが良い。イヤラシクて可愛いと興奮の滲んだ声で囁かれるだけで、何度だってペニスは硬く勃ち上がってしまう。
 一緒に気持ちよくなろうという提案通り、自分も求められるまま弟のを握って擦って舐めてやったし、その関係はあの夜以降もしっかりと続いている。
 けれど部屋は別れてしまったし、こちらは受験生だ。というよりも、受験を気にして姉が家を出てくれたのに、せっかく部屋を分けたにも関わらず、頻繁に弟を引き入れて、受験勉強そっちのけで相互に抜き合っている場合じゃない。
 弟はもっと早くに手を出してればよかったと大層悔しがっていたけれど、それでも、抜き合うのは親が家に居ない週末の昼間だけというこちらの条件を守ってくれている。
 喧嘩して騒いでいたって、姉が怒鳴り込んでくることはあっても親が部屋を覗きに来ることはほとんどなかったから、そこまで心配するようなことではないのかもしれないが、なんせあまり防音の行き届いた家じゃない。弟に触れられるのは気持ちが良すぎて、ついついオナニー時とは比較にならないほど声を漏らしてしまうし、幸い両親はアウトドアな趣味で出会っただけあって二人揃って週末に出かけていくことが多いから、だったら二人きりの時に触れ合いたい。
 まぁ、当然親が出かけない週末もあるし、平日の夜にだってムラムラしてしまうことは多々あるわけで、相変わらず弟をオカズにしたオナニーも止められずに居る。
 ただ、今までの妄想が現実となったからか、妄想は更に進化した。要するに、弟に抱かれることを、考えるようになってしまった。
 もちろん、抱かれてみたいと口に出したことはない。誘えば乗ってきそうな気はしているが、もう暫く黙っていようと思う。
 だって、たまらなく、ドキドキするのだ。
「んっ……んんっ、はぁ」
 アナルの浅い場所をクチュクチュとかき回しながら、熱い息を吐きだした。
 俺に抱かれたくて、自分で弄って拡げて待ってるとか、ホントどこまでもヤラシイねと、興奮した弟の声が聞こえる気がする。
 そこがキモチイイの? でもそんなんじゃ俺の入んないよ。もうちょっと奥まで入れてみようよ。
 そんな妄想の中の弟の声に促されながら、指先に力を込めていく。
「はっ、は、入っ、た……」
 中にキモチイとこあるんだって。自分で探せる? 俺が探そうか?
 ねぇ、早く俺を呼びなよと誘う自分の中の弟に首を振って、ゆっくりと中に埋めた指をグニグニと動かした。キモチイイとこはまだ良くわからないけれど、それでも、確実に興奮は増して行く。どうしようもなくイキたくなるまで、音のない弟の声をアレコレ聞きながら自分を追い詰めて、最後に、前を同時に握って扱いて吐き出した。
 頭の中の弟は、少し残念そうな顔をしている。こんなに早くイキたくなっちゃうなんて、我慢が効かないって言いたげだ。
 頭の中の弟は、さっさと指の本数を増やして、もっと拡げて、早く本物の弟を呼んで誘えと言う。まだ指一本だけしか入らないけれど、いつか三本入って気持ちよくなれたら、抱いてって自分から言うつもりだった。でもそれより早く弟がこのことに気付いてくれたらいいなと思ってもいる。
 妄想通り、抱かれたくてこんなイヤラシイことしてたのって言ってくれる日が、もしかしたらまた、現実になるかもしれない。

続きました→

 
 
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