自棄になってても接触なんてするべきじゃなかった

 夜の相手が欲しい時に利用するその店には、あまり顔を合わせたくない人物も出入りしていて、普段ならその姿が見えた段階で回れ右して別の店を利用するか諦めるかするのだけれど、その日はどうにも自暴自棄になっていて、わざわざ相手の目に留まる様に行動し、そのまま相手を引っ掛けた。
 その段階では、わかってて自分の誘いに乗ったのか覚えていないのか判断がつかなかったけれど、多分、相手は覚えていない。まぁ彼とのいざこざがあったのはもう10年ほど前の話で、あの頃は互いに学生でもあったし、相手はともかく自分の方は減量に成功して見た目もそれなりに変わったから、気づかれなくても納得ではある。
 連れ込んだホテルの一室で、酷くして欲しいと頼んでみたら、相手は平然とした顔で、どういう方向でと問うてくる。罵って欲しいのか、肉体的に痛めつけて欲しいのか、オナホみたいに扱って欲しいのか、それとも快楽責めでもしてあげようか、と。
 この相手に優しくされたくなかっただけで、好きに扱ってくれという意味での酷くして、だったから、一番近いのはきっとオナホ扱いだった。なのにちょっとした好奇心で、快楽責めなんて出来るのかと聞いてしまった。
 興味あるんだ? と意地悪そうに笑う顔に、昔の記憶がチラついてイライラする。だから、そんな自信あるんだ? と煽り気味に返してやった。
 フフンと笑いながらその体で思い知ればと返されて、せいぜい楽しませてくれよと応じたときは、まさか、こんなことになるとは思っていなかった。
 せっかくラブホだしと、室内に置かれたアダルトグッズの自販機から次々と玩具を取り出した相手に、結局そういったものに頼るのかと鼻で笑ってられたのは最初だけだ。結局の所、そんな無機物相手にどこまで感じられるかは、使い手の技量に掛かっている。
 自慰行為に玩具を利用することはあったが、自分の意志で動かすのと、他者の手で使われるのはあまりに違った。酷くしてと頼んで始めた快楽責め、というのも大きいのだろうけれど、弱い場所を的確に探られて、執拗に責め立てられるとどうしようもない。
 最初のうちは比較的緩やかな刺激で何度かイカされ、こんなもんかと思っていたのに。どうやら、こちらの体力がある程度削られるのを、そうして待っていただけらしい。
 強い刺激に逃げ出したくなったころには、相手にがっちりホールドされて、そこからが多分、本当の意味での快楽責めの始まりだった。
「ぁ、ぁ゛あ゛っ、や゛ぁ」
「いいよ、イキなよ」
「も゛、やだぁ、む゛り、ぁ゛、むりぃ」
「だいじょぶだいじょぶ」
 射精できなくなってからが本番だよと笑う相手の手には貫通型のオナホが握られていて、もちろん自身のペニスがそれを貫いている。お尻に突き刺さっているバイブも、相手の手によってしっかり固定され、ウネウネとした動きが前立腺を抉り続けていた。
「ぁ、ぁ゛、ああ゛っ」
 ブルブルと体が痙攣し、絶頂する。お尻の穴もギュウギュウとバイブを締め付けているのに、前立腺を抉る動きはそのままだから、イッても終わらない快感に、いい加減おかしくなりそうだった。

 いつ意識を手放してしまったのかわからない。気づいた時には部屋の中は明かりが落とされていて、相手が隣ですこやかな寝息を立てていた。
 体を起こすとあちこちが痛い。普段使わない筋肉を酷使したせいでの、いわゆる筋肉痛だ。
 どうにかベッドから抜け出してシャワーを浴びに行く。意識を手放した後放置されはしなかったのか、ある程度後始末は済んでそこまでベタついてはいなかったが、だからってそのまま服を着込むのは躊躇われた。
 そうしてバスルームから戻ると、部屋の明かりがついていて、相手がベッドの上にあぐらをかいて座っていた。
「満足できた?」
 こちらの姿を認めるなり掛けられた言葉がそれで、ムッとしながらもおかげさまでと返しておく。想像以上の行為で望み通りなんかではなかったが、相手の言葉通り、快楽責めというものをこの体で思い知ることは出来た。
「じゃあ、俺と付き合う?」
「意味がわからない」
 即答で返せば、だって俺昨日イッてないんだよねと返されて、どうやら昨夜は玩具以外突っ込まれなかったらしい。
「途中で意識飛ばしたのは悪かった。けど、抱かなかったのはそっちの意志だし、お前となんか二度とゴメンだ」
「酷っ。満足したって言ったのに。てか酷くしてっていったのそっちなのに」
 あんなに頑張ったのにと言われたって、もともと一夜限りの相手を探していたのだ。じゃなきゃ、こいつを誘ったりするわけがない。
「お前と恋人とかありえない」
「それってもしかして、昔のこと、まだ引きずってるから?」
「は?」
 認識されていないと思っていたから、突然昔のことと言われて焦った。
「避けられてるなとは思ってたけど、じゃあなんで、昨日は俺を誘ったの?」
「覚えて……ってか俺ってわかってたのか……」
「そりゃあ、好きな子、忘れたりしないだろ」
「は?」
「好きだったんだよ、お前のこと。でも素直にそれを認められなくて、お前にキツくあたってたのは認める」
「はぁ? 好きだったからいじめた、なんてのが通用するわけ無いだろ。俺はお前が大っ嫌いなんだけど」
「だよね! 知ってる!」
 だから今まで声掛けたりしなかったのに、でも昨日は誘ってくれたから期待しちゃったんだよと嘆く相手に、なんとも言えない気持ちになる。
 そして結局、チャンスを頂戴と食い下がる相手に絆された。といっても連絡先を交換しただけだけれど。
 ちょっと仕事で嫌なことが続いて自棄になってたからって、やっぱり誘うべきじゃなかったんだろう。今更知りたくなかった事実と、相手の押しの強さに辟易する。なのに、筋肉痛という副作用はあるものの、意識が落ちるほど強引にイカされまくった体と心は、随分とスッキリしているから困る。

有坂レイへの今夜のお題は『鳴かせる / 大人の玩具 / 唐突な告白』です。https://shindanmaker.com/464476

 
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罰ゲームなんかじゃなくて1

 同じ学部学科の同級生であるそいつとは、必修科目で顔を見る程度の仲でしかなく、かろうじて名前はわかっているが、多分向こうはこっちの名前も把握してないんじゃないかと思う。
 大学の敷地はそこそこの広さがあるし、いくつも並ぶ校舎の脇道ですらない建物の影にいたそいつに気づいたのは、休講を忘れて早く来すぎてしまい、時間を持て余して一人きりで構内散策をしていたことが大きいと思う。
 耳は割と良い方で、話し声が聞こえて近寄ってみたら、そいつが入り込んだ野良猫を構って笑っていたのだ。
 猫に向かって柔らかに笑う顔を見て、そんなふうに笑うんだと初めて知った。だってあまり人とつるむ気がないようで、誰かと話してる姿すら滅多に見かけないし、その時には笑顔なんて見せてなかったから、無愛想なイメージしか持っていなかった。
 そこで声を掛けてしまえば良かったのかも知れない。けれど多分相手は一人で行動するのが好きで、今ここに自分が踏み込んだら、せっかくの猫との時間を邪魔してしまうだけだろう。
 結局相手が猫と別れるまで見守ってしまった上に、自分がいる方向とは別方向に去っていったから、見てたということすら知られないままその時間は終わった。
 気づかれなかったのに、その直後の講義で同じ教室内に相手の姿を見つけて、なんだかソワソワしてしまったし、あの光景が忘れられなくて時々あの場所を覗くようにもなってしまったけれど、その後同じ光景に出会えたことはない。あの野良猫とすらあれっきりだし、夢でも見てたと忘れられたなら、良かったのに。
 しばらくして、そんなにあいつが気になるのかと、普段つるんでいる友人たちの一人に聞かれた。普段つるんでいる連中には、相手を意識しているのが丸わかりらしい。
 あの日のことは誰にも話していないし、なんとなく教えたくもなくて曖昧に濁していたら、からかい混じりに惚れただの何だの言われるようになって、そう言われ続けると、なんだか本当に相手を好きな気がしてくるから怖い。
 あの笑顔をもう一度みたいとか、できれば自分に向けて笑ってほしいとか。それってつまり、相手からの好意を欲しているってことで、好きってよりは好きになって欲しい方向だとは思うものの、あれをきっかけに相手に惚れてしまったのだと思えないこともない。
 なんてことをぐるぐると考えて、思い込みとも言える想いをバカみたいにつのらせて、相手も一緒の必修科目に身が入らないというやばい状況になり、いっそ玉砕してこいと周りに囃し立てられるまま、講義終わりに呼び止めて告白した。
 さすがに驚いたみたいで目を瞠ってまじまじと見つめ返されたのが印象的で、それすら、珍しいものを見たと思って食い入るように見つめ返してしまう。
 それに対して嫌そうに眉を寄せたから、絶対に断られると思ったのに。というよりも、そもそもが玉砕覚悟の突撃だったのに。
「わかった。いいよ」
「え?」
「おつきあい、してみても」
「え、え、まじで? いいの? じゃあ、じゃあっ、とりあえず連絡先交換しよっ」
 まったく熱のないそっけない対応ではあったが、OKされたのには違いなく、食い気味に連絡先の交換を持ちかければ、やっぱり引かれ気味ではあったものの、渋られることなく教えてくれた。
 やっぱり人とつるむのはあまり好きではないらしく、こちらの友人たちの中に引き入れるのは失敗したけれど、こちらが友人と離れて彼の隣で講義を受けることや、友人たちとは離れた席での学食利用などは出来るようになって、ポツポツとではあるが相手のことを教えてもらって、最初のうちはひたすら毎日が楽しくて仕方がなかった。
 でも友人たちに指摘されるまでもなく、恋人らしい進展はなにもない。構内で二人で過ごすことはあっても、休日に一緒にでかけたことすらないのだから、正直言えば未だ友人以下の関係だった。

続きました→

 
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ここがオメガバースの世界なら(目次)

キャラ名ありません。全16話。
隣に住む同じ年の幼馴染で高校生。
受けが腐男子。中学時代から攻めが好きでBLを読むようになった。
2歳年上な攻めの姉が腐女子で、受けが同じ高校に入学してきたことで腐友になる。攻めの姉は受けが弟を好きだと、腐友になる前から知っている。
ここがオメガバースの世界なら、という腐トークを聞いてしまった攻めが受けは姉狙いと勘違いし、妨害する気で受けの項を噛んだために仮想の番が成立。
そんな二人が恋人として付き合うまでの話ですが、双方とも自分たちが両想いだとは気づいてません。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
視点が途中で何度か交代しているので、タイトル横に(受)(攻)を記載しています。
途中、互いに抜きあう関係になりますが、性的な描写はありません。

1話 腐友とお茶会(受)
2話 闖入者(受)
3話 告白なんてしてない(受)
4話 Ωとして当然の選択(受)
5話 噛んでもいいよ(受)
6話 高校2年の夏の初め(攻)
7話 退院(攻)
8話 姉からの荷物(攻)
9話 読書(攻)
10話 アルファの振る舞い(攻)
11話 想い人の腕の中(受)
12話 手を出す、の意味(受)
13話 拒絶なんてできない(受)
14話 後ろめたい関係(攻)
15話 衝動で奪うキス(攻)
16話 本当には番じゃないから恋人に(受)

続編「オメガバースごっこ」目次へ→

 
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ここがオメガバースの世界なら1

目次へ→

 隣の家には同じ年の男の子と2つ上の女の子が住んでいて、子供の頃は当然同じ年の男の子と仲良しだった。けれど中学に上がって同じ運動部に入った結果、同学年で誰よりも早くレギュラー入りした相手と、万年補欠で練習試合に数度、それも僅かな時間しか出られなかったような自分との間にはだんだんと目に見えない溝ができ、卒業して別々の高校に通い出した後は見かけたら挨拶を交わす程度の仲になってしまった。
 なのに今現在、相手の家のリビングでお茶を飲んでいるのは、招待者が彼ではなくその姉の方だからだ。
 彼女の進学先を知らなかったわけではないが、同じ高校へ進学したところで、お茶に呼ばれるような関係になるなんてことは、当然考えていなかった。しかし、中学時代まったく活躍できなかった部活へ再度入部するはずもなく、かといって他に入りたい部活も見つからず、まぁいいかと帰宅部となっていた自分を、ある日彼女が誘いに来た。
 新入部員の確保に失敗したそうで、このままでは廃部になるから名前を貸せ、というやつだ。もちろんもっと穏やかな口調で頼まれたけれど、弱みを握られ餌をチラつかせながらの「お願い」なんて脅迫でしかない命令だった。
 といっても最初は本当に、彼女が卒業するまで自分がその部に籍を置いてさえいれば良い、とだけ思って誘ったのだと思う。間違いなく、家に招いて一緒にお茶をする仲になる気はなかったはずだ。入部届を渡した後、一応は後輩になったのだからと気遣われたり、以前よりも親しげに挨拶をしてくれるようになったのだって、彼女からすれば特に意味のある行動ではなかったらしい。
 けれど弱みを握られ脅された身だったから、彼女の変化が部の後輩へ対する自然な態度だなんて考えつかなかったし、混乱してもいた。入部届さえ渡せば後は用済みとなって、前以上に疎遠になる想定しかなかったからだ。
 だって彼女の弟に恋愛的な意味で想いを寄せる男の存在なんて、気持ち悪いに決まってる。
 彼女の態度の意味をグルグルと考えすぎて憂鬱になり、そのせいで彼女を心配させ、不調を気にするその態度に追い詰められるようにして、限界を迎えたのは入部届け提出から1ヶ月ほど過ぎた辺りだっただろうか。心配する彼女に、どういうつもりですかと問いかけた。
 これ以上何をさせたいのか。なぜ罵らないのか、避けないのか。気持ち悪いと思わないのか。
 胸の中に渦巻く不安やら焦燥やらを半泣きで吐き出す自分に、彼女は随分と驚いた後、想いを利用するような真似をして申し訳なかったと謝ってくれた。更には、弟への恋情を知っていると伝えたのは応援したい気持ちがあったからだ、などと言い出し、こちらの恋情を暴いた代わりにと彼女の秘密を一つ教えてくれた。
 彼女はいわゆる「腐女子」というものらしい。
 まぁ彼女の秘密を知る人間は結構いるようなので、恋情を暴いた代わりというよりは、同性への恋愛感情を気持ち悪いと思わないことや、応援したい気持ちがあることの理由として、腐女子だからだと教えてくれた可能性の方が高いのだけれど。
 腐女子を公言している女子が中学のクラスメイトにいたおかげで、「腐女子」が何を指すかは知っていたし、漏れ聞く会話からBLという男同士の恋愛を扱う物語が世の中にたくさんあるらしいことも知っていた。
 読書そのものが比較的好きだし、男を好きになってしまった身として、男同士の恋愛物語が気にならないはずがない。けれど、それっぽい漫画の一部を目にしたことがある程度で、一つの物語を最初から最後まで読んだ経験はなかった。
 弟はいるが腐女子な姉など自分には居ないし、本屋で買えるのだろうことはわかっていても、そんなものを探したりましてや手に取れるはずがなく、ネットであれこれ読めるということも知らなかったし、そもそも個人でこっそりネットを閲覧できる環境が出来たのだって高校に入学してからだ。携帯は高校の入学祝いだった。
 結論から言うと、彼女とは腐仲間としてお茶をしている。
 彼女から借りたり、携帯で読めるオススメ作品を聞いたり、まんまとBL世界に嵌ったせいで、すっかり腐男子の仲間入りをしてしまったからだ。
 今の所自分が腐男子だということを知っているのは彼女だけで、たまに向こうの家族が出払っている時などに呼ばれて、一緒にお茶をして腐トークに花を咲かせる時間が出来た。
 自分の想いは未消化なまま彼女の弟へと向いたままだし、完全にただの腐友ではあるのだが、一応異性なので、家族が出払っている時を狙って訪問することへの抵抗感はある。ただ、家族がいる中で自室に通すのは誤解を生むだろうし、そもそも自室に入れたくはない。かといって家族が居る前で堂々と話せる内容でもない。という彼女の主張と、誰の目があるかわからない家の外は論外。というこちらの主張により、今のような状態に落ち着いた。

続きました→

 
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イケメン相手にこんな関係になる予定はなかった(目次)

キャラ名ありません。全57話。
大学生活中、懐いてきたイケメンに気持ちよくして貰ってたら、卒業後に出来た彼女相手に勃たずに振られてしまったため、イケメンに責任をとってもらう話。大学2年頃から社会人2年目の夏くらいまで。
高校からの同級生同士でイケメン×視点の主。

同じ大学に行ったら卒業できそう、などという理由で同じ大学に進学を決めたイケメンを、その思惑通りに面倒見ているうちに始まった体の関係は、最初は手で抜いてもらうだけだったのに、だんだんとキスやフェラや酔ったら尻穴弄ってもOKと許容範囲が広がってしまい、卒業直前には素股まで経験。しかしそこまでしても恋人関係になることはなく、友人として付き合い続けたい相手に了承して卒業します。
イケメンと就職先が別れたことで卒業後に初彼女を手に入れるものの、彼女相手には勃たず破局してしまったことで、ようやく覚悟を決めた視点の主が、イケメンを落とすことを決意して呼び出し、自分たちが両思いであることを確認した後、恋人としてセックスします。

大学時代、視点の主はぜったいイケメンを好きになんかならない、という強い意志を持っていたり、イケメンも視点の主を恋愛的に好きだという気持ちを隠しているので、拗れて面倒くさいことになってますし、恋人になった後の行為も甘やかな雰囲気は少なめで、イケメンがちょっと必死です。つまり彼らがラブラブ恋人Hが出来るようになるのはエンド後。

体の関係が始まるきっかけシーンはなく、手で抜いてもらうだけ、という関係が既に出来上がっているところからスタートします。
攻めのフェラ描写あり。大学卒業前最後の行為がやや長め、恋人になった後の行為が相当長めに描写されてます。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
性的描写が多目な話のタイトル横に(R-18)と記載してあります。

1話 イケメンと(R-18)
2話 20歳の誕生日
3話 2人の高校時代
4話 レポートの見張り
5話 舐めて欲しいなら先にキス
6話 熱く滑る口の中(R-18)
7話 口の中でイッてみたい(R-18)
8話 卒研発表の夜
9話 絶対抱かれたくないのは知ってる
10話 服は全て脱いで
11話 いつもと違う
12話 今日で最後
13話 胸の先(R-18)
14話 もう止めたい、までは思ってない
15話 終わりを引き伸ばすために(R-18)
16話 一緒に弄ればキモチイイ(R-18)
17話 焦らしプレイ禁止
18話 ローションオナニー披露(R-18)
19話 気持ちよくなれそう(R-18)
20話 素股(R-18)
21話 ほぼ一年ぶりの再会
22話 相手の近況
23話 一人残された部屋の中
24話 会いたい
25話 ホテルに連れ込む
26話 まだ童貞だけど抱かせろとは思ってない
27話 責任とって恋人になって
28話 もっと早く好きって言ってくれれば
29話 相手がイケメンなのが悪い
30話 大学時代の真相
31話 抱かれる気はないけど
32話 風呂場で洗いっこ
33話 初めて握る相手のペニス
34話 過去を思いつつ初フェラ(R-18)
35話 相手だけ先に(R-18)
36話 焦らされる(R-18)
37話 手を貸す(R-18)
38話 気持ちよくなれるやり方(R-18)
39話 一緒にイク(R-18)
40話 食事に出かける
41話 泥酔を避けた理由
42話 頑張るのはほどほどで
43話 全部丸投げの相手任せ
44話 うつ伏せで
45話 慣らされる違和感(R-18)
46話 だんだんキモチイイ(R-18)
47話 精液お漏らし
48話 ダサいゴム装着
49話 挿入(R-18)
50話 全部は入らない(R-18)
51話 そろそろ馴染んだみたい(R-18)
52話 繋がりながらのキスと乳首責め(R-18)
53話 気持ちがいいならもうイッて(R-18)
54話 イカせてとは言えなかったけど(R-18)
55話 まだ繋がっていたい
56話 今日で最後じゃないんだから
57話 ちゃんと好きだから安心しろ

 
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俺が本当に好きな方(目次)

CHAT NOVELさんでWeb版が3章まで読めます。
高校同級生。三角関係。全6章+後日談1話。
主人公の祐希は親友隆史への恋心を隠していたが、クラス替えの後、隆史の双子の弟である悟史にその恋情を知られてしまい、更には好きになったと告白までされる。隆史と悟史の間で気持ちを揺らしながらも、最終的には隆史と恋人になります。キスまで。
後日談は隆史視点で、恋人として初めて祐希の部屋を訪れる隆史の話。

1章 双子の弟
2章 隆史に彼女
3章 悟史からの告白
4章 揺れる気持ち
5章 男同士で好きなんて
6章 本当の本当に両想い?
後日談

 
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