スライムローションで兜合わせ

スライム+聖水=ローションの続きです。

 人の両手を溶けたスライムで塞いでおいて、あっさりこちらのズボンを引きずり落とした相手は、ちょうど子供と大人の中間って感じなんて笑いながら、剥き出しのちんこに無造作に手を伸ばしてくる。
 彼の手がソレに触れるのは初めてではなくて、キモチイイを期待したソコは何度か軽く扱かれただけで、あっという間に硬く張り詰めていく。
「はっや。お前、ちゃんと自分で抜いてんの?」
「してるよっ」
「ふーん? てことは、お前も結構期待してんじゃないの?」
「そりゃ、……」
 だって本当に久しぶりだ。いいことも悪いことも一緒に楽しんで、アレコレたくさん教えてくれた、笑顔が柔らかで綺麗な年上のこの彼を、どれだけ慕っていたと思っているんだ。薬師の見習いをすると言ってこの町を出ていった後、どれだけ寂しい思いをしたと思っているんだ。
「手、ヌルヌルしてるだけでも興奮してきた?」
 おっかなびっくりではあるものの、言われた通り手をすり合わせてスライムを温めていたけれど、そのヌルヌルが気持ちいいなんてとても思えそうにない。彼のことは信じているから、危険なものではないのだろうけれど、それでもやっぱりなんだか得体が知れなくて怖い。
「ちがっ。てかこれホント、気持ち悪いんだけど!」
「そう? その手でちんこ握って扱いたら気持ちよさそうって思わない? てか興奮しない?」
「思わないよっ。てか怖いって」
「怖いって何が?」
「これ、本当にちんこ塗ったりして、平気なもんなの?」
「平気じゃないようなもの、お前に渡すと思ってんの?」
「それは、思ってない、けど……」
「じゃあ、一緒にする? 先に、俺のちんこにそれ塗りつけていいよ。で、平気そうだな、気持ちよさそうだなって思えたら、自分のちんこにもそれ塗りなよ」
「え、いいの?」
 何そんな驚いてんのと言いながら、相手はあっさり自分のズボンも下着ごと引きずり落として、下半身をむき出しにした。しかも、少し考える素振りを見せたあと、シャツ類も全て脱いで丸裸になる。
 昔は見慣れたものだったけれど、久しく見ていなかった彼の体は、相変わらず肌が白くて、でも適度な筋肉で引き締まっていて、なんだかキラキラと眩しい。ドキドキして、でも目が離せない。
「ちょ、なんで、裸?」
「シャツの裾にスライム付くのやだなって思って」
「自分だけズルい。だったら俺のも脱がしてよっ」
「お前はその手でシャツ脱ぐと結局シャツ汚しそうだし、俺が汚れないように捲っててやろうって思ってる。てわけで、ほら、その手のヌルヌル、俺のちんこに塗りつけて?」
 言われて、なるべく視線を逸らしていた相手の股間をとうとう凝視した。
 既に緩く立ち上がっているソレは、しっかり皮のムケた大人ちんこだ。触るのは初めてではないのだけれど、でも触れていいよと言われる時はいつだって凄く緊張するし、興奮もする。彼の指はもうこちらのちんこは弄っていないのに、彼のちんこを見ているだけで、ますますギンギンに張り詰めていくのがわかる。
 それに気づかれてからかわれる前に、さっさと彼のちんこに手を伸ばした。せめて、彼が気持ちよさそうに喘ぐから、こちらも興奮したって言えるように。
「ふっ……んっ、」
 ヌルヌルの手でそっと握っただけで、聞いたこともないような甘やかな吐息がこぼれ落ちてビックリする。
「なに驚いてんの。ホント、このヌルヌルめちゃくちゃ気持ちいいいんだって。ほら、固まってないで、手、動かしてよ」
 促されるままゆっくりと手の中のちんこを、ヌルヌルと扱いていく。両手ともヌルヌルなので、片手で竿を扱き、もう片手はやわやわと玉をもんでやった。
「ぁ、……ぁっ、……ぃぃっ……ヌルヌルももちろんいいんだけど、それを人の手でってのが、ホント、凄い、イイ」
「え、このヌルヌル使って、人にしてもらったこと、ないの?」
「え、ないよ。というか、俺のちんこ触ったことある他人なんて、お前以外いないよ」
「ちょ、……とぉおおお」
「ちょ、なんなんだよ。あんま大声上げるなって」
 なんなのこの人。そんなこと言われたら期待しそうだ。彼の中ではまだまだ自分は幼い子供なのかもしれないけど、だからこんな風に少しエッチな新しい遊びを気軽に教えてくれるんだろうけれど、彼を慕う気持ちが何かをわからないほど、もう子供ではないのに。
「それより、お前も自分の握って扱いてみなって。俺がこんな気持ちよさそうにしてんの見たら、もう、怖いなんて思わないだろ?」
 チラリと視線を下に寄越した相手は、ふふっと笑って、興奮しまくってるじゃんと続けた。興奮してるのはヌルヌルへの期待ではないけれど、もちろんそれを口にするはずもなく、言われた通り玉を弄っていた手を離して自分のちんこを握って扱く。
「うぁ……」
「な、凄いだろ?」
 初めての感触と快感の衝撃に、驚き混じりの吐息を漏らせば、相手は酷く満足げでどこか自慢げだ。
「これは、確かに、ちょっと……てか、こんなの、すぐイッちゃいそうなんだけどっ」
「俺を置いてきぼりにして先にイッたら許さないけど?」
「もー、ホント、どうしてそういうこと言うの。だったらもっと気持ちよくなるまで、俺に自分も弄れとか言わないでよっ」
「だって早く弄ってみて欲しかったから、あっ、ぁあ、おまっ」
 さっさとイキたくなってもらわないと困ると、相手のちんこを少し乱暴なくらい扱き立てれば、慌てたように相手がこちらにしがみついてくる。
「ん、んんっっ、んんんっ」
 肩の辺りのシャツを噛んで、どうやら漏れ出る声を抑えているらしい。少し苦しそうでもあるけれど、それよりもずっとずっと気持ちよさそうだったから、激しく擦り立ててもヌルヌルのお陰で痛いなんてことはないようだ。
 相手の体が近づいてきたので、自分も腰を少し突き出し、二人分のちんこを一緒くたに握って擦り立てることにした。そうすれば、あいた片手で相手をもっと刺激してやれる。自分だけ先にイカないように、相手にもっともっと気持ちよくなって貰わないと。
 ただ、同時に握るということは、自分のちんこと彼のちんこが擦れ合うということで、それを意識するだけでも、こっちはどんどん興奮が増してしまう。これはさっさと彼をイカせないと本当にヤバイ。なんてことを思っていたのに。
「ぁ、あ、バカ、お前の、ちんこ擦れて、ああっ、バカっ、気持ちぃ、お前のちんこ、ぁああ」
 噛んでいたシャツを放したらしい相手が、耳元でこちらを詰りながら、あっさりと甘やかに上り詰めていくから。追いかけるようにこちらも上り詰めながら、これってもしかして期待してもいいんじゃないか、なんてことを思ってしまった。

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁

出張に行くとゴムが減る

 恋人と一緒に住むようになって2年と少しが経過した現在、仕事の部署が変わって出張する機会が増えた。
 最近、買い置きのコンドームの数の減りが早い気がする。なんてことを思ったのは確か半年くらい前で、出張から帰ってくると減っているのだと確信したのは今日だった。
 出張から帰ると、寂しかったとか言って抱かれたがる事が多いけれど、この事実を確信してしまった今、素直に彼の求めに応じてやれるのか自信がない。
 付き合いもそこそこ長いし、お互い年を取って落ち着いたとも思っているし、職場での責任やら何やらも年々増えていくしで、確かに体を繋ぐ回数は減っていると思う。出張後に寂しかったなんて言って、相手から積極的に誘ってくれるのは、正直ありがたいとも思っている。でもどうしたって浮気を疑ってしまうし、求めてくるのは罪悪感からかもと思う気持ちもあるし、まさか浮気相手のセックスと比較されてるんじゃないかと下世話な想像までしてしまう始末だ。
 浮気なんてするはずがないと言い切れないのも、回数が減っている自覚があることと、相手に求めさせている事実があるせいだと思う。
 想いが減ったわけじゃない。今も変わらず相手を想っているし、これからも側にいて欲しいと思うし、このまま一緒に暮らし続けたいとも思っている。ただ、想いが減ってはいなくても、変化はしていると思う。昔ほどガツガツと相手を求めなくなったというか、もう少し穏やかな気持ちで相手を求められるようになったというか、つまり大人になったのだと、自分では思っていたのだけれど。
 ただ、そう思っているのが自分だけという可能性はある。昔と同じように、抱き潰すほどの激しさで求められたいと、相手が思っていないとは言い切れない。
「何か、不満があったりとか、あるか?」
 思った通り、今日は久々に抱かれたいと甘えてきた相手をベッドに押し倒して、キスをして。けれどそのまま抱くことは、やっぱり出来そうになかった。
 結局、両腕の間に横たわる相手を見下ろして、そんな間の抜けた質問をしてしまう。だってコンドームの数が合わないってだけで、それ以外に疑わしいことがあるわけでもなく、いきなり浮気してるのかなんて聞けるわけがない。
「不満? なんで?」
「出張から帰ると、抱いてって言われること、多いから」
「それは寂しかったからだけど、もしかして、誘うの迷惑だった? というか、出張で疲れてるかもとか考えてなかった。ゴメン。無理してしなくて、いいから」
 申し訳なさそうに言い募る相手に、こちらが申し訳ない気分になる。
「いや、疲れてるとか迷惑とかじゃなくて」
「じゃあ、何?」
「なんで、出張後にばっか誘われるんだろうって、思って」
「そ……れは……」
 動揺したらしく、視線が迷うように泳いでいる。やっぱり出張中に何か、あるんだろうか?
「出張中って、何してんの?」
「は? えっ?」
「確かに回数は増えたけど、だいたいいつも数日の出張だろ。今回だって、二泊しかしてない。で、そんなにすぐ、寂しくなるもんなのかなって、思って」
「それは、……それは、その、……」
 少しばかり青ざめながら、そのくせ目元だけは赤く染めて、言葉を探している。まさかちょっと出張中の様子を尋ねただけで、こんなに動揺させることになるなんて思ってもみなくて、こちらも内心大いに慌てていた。というか、もう、黙ってられそうにない。
「確信してるから言うけど、俺が居ない間に、ゴムのストック使ってる、よな?」
「う、ぁあああ、待って。待って。確信してるって、え、ちょ、何言って」
 大慌てで声を荒げる相手を前に、逆にこちらの気持ちはどんどんと冷えていく。知られたくなかったんだって、知られたら困るんだって、その事実に胸が痛い。
「少し前から疑ってた。ゴム、減るの早くないかって。で、俺が出張に行くと減るんだって、今回ので確信した」
「あー、ああー、そっか。うん、その、ゴメン。ごめんなさい。その、怒って、る?」
「怒るっていうか、悲しい、かな」
「ゴメン。ごめん。ただ普段は一緒にいるから、そんなことする暇も必要もないっていうか、一緒に寝てたら、そんな気もなかなか起きないっていうかで。お前が嫌なら、もう、しないから。我慢する。けど、出張から帰ったら、やっぱりなるべく抱いてほしい」
 寂しいのは本当だよと言い募る相手の言葉に、嘘はないと思う。
「もうしないってなら、これ以上咎めないけど。でもどうしても気になるから、相手だけ、教えて。俺も知ってるような人? まさか出会い系とか使ってないよな?」
「は?」
 あっけにとられた顔をしたかと思うと、相手は徐々にその眉を吊り上げて、あっという間に随分と不機嫌そうな顔になった。
「まさかと思うけど、浮気したと思ってる? お前が家に居ない間に、誰か別の男をこの家に入れたって、思ってんの?」
「違うの?」
「違うわっ! つか、そういう心配されてたのは、さすがに心外っつうか、心折れそうなんだけど……」
 うわー最悪と嘆きながら、相手は目元を腕で覆ってしまう。もしかしたら、少し泣かせてしまったのかもしれない。
「じゃあ、なんでゴムの数、減ってんの?」
「それ、俺が言わないと、わかんないの?」
「わかんないから聞いてる」
 やがてか細い声が、一人でするのに使ってると、震えながら伝えてくれたから、そこでようやく、本当に酷い誤解をしていたことに気づいた。
 謝りまくって許してもらって、その後めいっぱい可愛がったから、相手の機嫌もすっかり元通りなのだけれど、最中言っていいのか迷いながらどうしても言えなかったことが一つある。今回は言えなかったけれど、でもきっと近いうちに、言ってしまいそうな気がしている。
 お前のアナニー見てみたいって言ったら、相手はどんな顔を見せるだろう?

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁

18歳未満の方へ

一部18禁ブログと言いながら、18禁作品とそうでない作品をそのまま雑多に並べてあり、18歳に満たない方たちへの配慮がまるでない作りだったことを反省し、このページを作りました。
ここに私基準ではありますが、これは18禁ではないだろうと思われる作品へのリンクを並べますので、18歳を過ぎるまではこのページに載った作品のみ楽しんでいただければと思います。
3/3 1話完結作品に4話追加

<1話完結作品> *右下に行くほど古い作品
ずっとセフレでも良かったけど恋人になれるならもっといい  筋金入りの恋心  ただのクラスメイトと恋人扱いになってしまった  セフレは幼馴染で節操なしのクソ男  酔って宿無し年下男を連れ帰った話  類友のクズ  積極的にどうこうなりたいわけじゃなかった結果  弟狙いの従兄弟を抱かせて貰うことになった  異世界召喚されたオメガの話を書きたい気がした(続かない)  友人だと思ってた新郎が最低野郎だった件  化けの皮が剥がれた結果  七草粥  大事な話は車の中で  大晦日の選択  捨て猫の世話する不良にギャップ萌え、なんだろうか  ずっと子供でいたかった  離婚済みとか聞いてない  初恋はきっと終わらない  今更エイプリルフールなんて  好きって言っていいんだろ?  カレーパン交換  ツイッタ分(2020年-2)  ツイッタ分(2020年-1)  あの日の自分にもう一度  ツイッタ分(2019)  禁足地のケモノ  お隣さんが気になって  間違ってAV借りた  ツイッタ分(2018)  結婚したい相手はお前  ときめく呪い  昔と違うくすぐり合戦  兄が俺に抱かれたいのかも知れない  ただいまって言い続けたい  親友に彼女が出来た結果  週刊創作お題 新入生・再会  60分勝負 同居・灰・お仕置き  いくつの嘘を吐いたでしょう  ヘッダー用SS  出張に行くとゴムが減る  ゴムの数がオカシイ   チョコ味ローション買ったんだって  なんと恋人(男)が妹に!?  卒業祝い  120分勝負 うっかり・君のそこが好き・紅  バレンタインに彼氏がTENGAをくれるらしい  青天の霹靂  初めて抱いた日から1年  叶う恋なんて一つもない  墓には持ち込めなかった  呼ぶ名前  酒に酔った勢いで  思い出の玩具  兄の彼氏を奪うことになった  俺を好きだと言うくせに  夕方のカラオケで振られた君と  死にかけるとセックスがしたくなるらしい  草むらでキス/戸惑った表情/抱きしめる/自分からしようと思ったら奪われた  ハロウィンがしたかった  引っ越しの決まったお隣さんが親友から恋人になった  戸惑った表情/拘束具/同意のキス  夕方の廃ビルで


<コネタ・短編> *下に行くほど古い作品
多分、両想いな二人のクリスマスイブ → 多分、両想いな二人のクリスマス後 →  多分、両想いな二人の大晦日 → 確定、両想いな二人の大晦日とお正月 中学からの友人な社会人同士。視点は1話ごとに変化。クリスマスから正月にかけて両想いが判明する話。
煮えきらない大人1 → 煮えきらない大人2 → 煮えきらない大人3(終) 年の差。カフェ店員×学生(視点の主)で両想いなはずなのに恋人になれない話。
片想いが捨てられない二人の話1 → 片想いが捨てられない二人の話2(終) 教師と元生徒で受け二十歳の誕生日前日にそれぞれ悶々としてる話。受け視点 → 攻め視点
意気地なしの大人と厄介な子供1 → 意気地なしの大人と厄介な子供2 → 意気地なしの大人と厄介な子供3 → 意気地なしの大人と厄介な子供4 → 意気地なしの大人と厄介な子供5 年の差。叔父の友人を酔って誘ってみたけど応じてもらえなかった大学生の話。受け視点 → 攻め視点 → 受け視点。
秘密の手紙 → 君の口から「好き」って聞きたい1 → 君の口から「好き」って聞きたい2 両片想いだった高校同級生。攻め視点 → 受け視点。
感謝しかないので → 酔っ払いの戯言と笑い飛ばせなかった
義理父子。息子視点片想い話と、父視点告白され話。
罰ゲームなんかじゃなくて1 → 罰ゲームなんかじゃなくて2
周りの友人に囃し立てられながら告白したら、罰ゲームと思われてOKされてた話。
勝負パンツ1 → 勝負パンツ2 → 勝負パンツ3
遠距離恋愛中の恋人に、勝負パンツならこういうの穿いてと言ったら、本当にフリルのパンツを穿いてきてくれた話。
彼女が出来たつもりでいた1 → 彼女が出来たつもりでいた2 → 彼女が出来たつもりでいた3 → 彼女が出来たつもりでいた4(終)
社会人(視点の主)と大学生。彼女だと思ってた相手が女装男子だった話。
何も覚えてない、ってことにしたかった1 → 何も覚えてない、ってことにしたかった2(終)
会社の後輩×先輩(視点の主)。酔って何も覚えてないってことにしたかったけど、後輩が意外と色々覚えてたから逃げられなかった話。
女装して出歩いたら知り合いにホテルに連れ込まれた → 友人の友人の友人からの恋人1 → 友人の友人の友人からの恋人2(終)
童貞拗らせて女装してみた受とそれをナンパした知り合いな攻。2話目からは視点が変わります。
兄弟ごっこを終わりにした日 → 兄弟ごっこを終わりにした夜
10歳違いの腹違い兄弟。両親死亡で兄が保護者中。弟が18の誕生日に告白してくる話。受攻未定。
ダブルの部屋を予約しました1 → ダブルの部屋を予約しました2 → ダブルの部屋を予約しました3(終)
付き合いの浅い、割と消極的な社会人二人のカップルが、初めて旅行をする話。
フラれた先輩とクリスマスディナー → フラれたのは自業自得1 → フラれたのは自業自得2(終)
大学サークルの先輩後輩の話。1話目後輩視点。2話目から先輩視点。両片想いから恋人になるとこまで。
好きだって気付けよ1 → 好きだって気づけよ2(終)
一卵性双子兄弟で兄視点。弟が自分のふりして自分の彼女と会ってる事に気づいちゃった話。
ベッドの上でファーストキス1 → ベッドの上でファーストキス2(終)
兄弟で弟視点。ベッドに潜り込んでくる兄を意識しちゃう弟と弟が好きな兄の実は両想いだった話。
結婚した姉の代わりに義兄の弟が構ってくれる話1 → 結婚した姉の代わりに義兄の弟が構ってくれる話2(終 
母代わりだった姉が結婚して家に一人になった視点の主を、義兄の弟が構いに来てくれる話。恋愛要素かなり薄い。女装有。
憧れを拗らせた後輩にキスを迫られたので1 → 憧れを拗らせた後輩にキスを迫られたので2(終)
割とタイトル通り。最終的には脳筋な視点の主が後輩に期待させちゃう話。
エイプリルフールの攻防 → エイプリルフールの攻防2 → エイプリルフールの攻防3 → エイプリルフールの攻防4(終) → エイプリルフール禁止
4月1日だけ好きって言ってくる普段は仲の悪い相手に惚れちゃった話。
太らせてから頂きます → 太らせてから頂きます2(終
大学の先輩後輩。いっぱいご飯奢られてたけど、先輩が太らせたかったのは体じゃなくて心だったって話。
常連さんが風邪を引いたようなので1 → 常連さんが風邪を引いたようなので2 → 常連さんが風邪を引いたようなので3
飲食店店員とリーマンで3つのお題に挑戦。気になる常連さんが風邪を引いたのをキッカケに恋人になる話。
雄っぱいでもイケる気になる自称ノンケ1 → 雄っぱいでもイケる気になる自称ノンケ2(終)
高校の先輩後輩。おっぱい星人な先輩が筋トレマニアな後輩の雄っぱいが忘れられなくなる話。
寝ぼけてキスをした → キスしたい、キスしたい、キスしたい → あと少しこのままで 
大学生とその従兄弟。年の差14。従兄弟の家に同居中、寝ぼけた従兄弟にキスされて意識するようになる話。意識してるけど恋にすらなってない、めちゃくちゃ中途半端な所で終わってます。
彼の恋が終わる日を待っていた → 告白してきた後輩の諦めが悪くて困る
高校時代の部活の先輩後輩関係。現在は社会人。後輩→先輩(元副部長)→先輩の幼なじみで親友(元部長) 元部長が結婚したので、後輩が先輩を落としにかかる話。


<シリーズ物> *下に行くほど古い作品
オメガバースごっこ(全17話)
キャラ名なし。「ここがオメガバースの世界なら」続編。双方が両想いに気づくこと・ヒート(発情期)・巣作りの3つを消化したかっただけ。
ここがオメガバースの世界なら(全16話)
キャラ名なし。隣に住む同じ年の幼馴染で高校生。受けは腐男子。もしオメガバースの世界なら自分たちは番。と認識した後、恋人になるまでの話。
俺が本当に好きな方(全6話+番外編1話)
高校生の祐希が親友の隆史とその弟悟史の間で揺れ動く三角関係。隆史と恋人エンド。
あの日の自分にもう一度(全8話)
もう一度女装がしたい大学生の春野紘汰(視点の主)と、その友人でメイクが出来る今田龍則。「理想の女の子を作る遊び」という秘密を共有する仲へ。
兄の親友で親友の兄(全12話)
キャラ名なし。兄を好きな兄の親友かつ親友の兄でもある男に相互代理セックスの誘いを掛けた結果、最終的には両想いの恋人になる話。

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁

ゴムの数がオカシイ

 先週末は恋人の家にお泊りして、当然のように抱かれたのだけれど、あの日ベッドの中で一瞬感じた違和感の正体がわかったのは、週も半ばを過ぎてからだった。
 ずっとなんだかモヤモヤとして、恋人に対する不信感のようなものが胸の中に巣食っていた。でも思い返しても思い返しても、あの日の彼に、普段と違う様子なんてまるでなかったから、自分は一体何をそんなに不安がっているんだろうと思っていた。
 原因はどうやら、あの日彼が新しく開封したコンドームの箱らしい。時々面白がって、どこからか変なコンドーム(イボがついてたり香りがついてたり、時には味までついてたりする)を調達してくることもあるけれど、基本的には使っている銘柄はいつも一緒だ。今のところそれが一番お気に入りってのは知っているし、あの日開けた箱もいつも通りの同じ箱だった。
 なのになぜそれが原因かと言えば、問題はコンドームの数だった。新しいものを開けるということは、使い切ったということだ。一箱12個入りだけど、前回新しいのを開けてから、どう考えてもそんなに使っていないと思う。
 少し忙しい日々が続いて、なかなか会えなかったから尚更、そこまで減っている事がオカシイとしか思えない。オカシイというか、つまり、他の誰かに使ったんじゃないかという、疑惑だ。
 浮気なんてするタイプじゃないと思ってるし、そこそこ長い付き合いの自分たちの間で、相手の隠しごとに気づかないなんてことはあるだろうか。それとも、付き合いが長いからこそ、本気で隠されたら気づけないって事なんだろうか。
 最近は関係も安定していたから、こんな風に相手を疑って気持ちを揺らす事が久々だった。でもどうせ週末はまた会うんだし、その時にでも軽く聞いて確かめればいい。
 なのに恋人の家を訪れて、玄関先で顔を合わせた瞬間から、ビックリするほど気持ちが激しく揺れてしまった。あっさり涙目になったものだから、こんな自分を目にした相手も相当驚いている。
「は? え? どした? なんか会社で嫌なことでも起きてんの?」
「そ、じゃな……」
「ああ、うん、話は聞くから。とりあえず玄関じゃなくてリビングまでは行こ。お茶淹れるから、座って、落ち着いて、ゆっくり話そ」
 心配げにそう促してくれる相手の優しさに、グッと胸をつまらせる。疑って申し訳ないって気持ちで一杯になる。でも、ちゃんと確かめないと、このままだと疑惑に自分が押しつぶされてしまうのも、もうわかる。
 浮気されてるかもってちょっと考えただけでこんな風に泣けるくらい、いつのまにか、こんなにも好きで好きで仕方がなかったなんて、知らなかった。しんどい気持ちの片隅に、こんな状態になっている自分自身に驚いている自分がいる。
「先に、寝室、行きたい」
「うぇっ!?」
 めちゃくちゃ驚いているのは、こちらが事前にシャワーを浴びたい派だってことも、抱き合う前に準備が必要だってことも、彼がちゃんと知っているからだ。
「今すぐ抱いてってんじゃなくて、ちょっと、確かめさせて」
「何を? てかまぁいいや。何か気になってんなら、お好きにどうぞ?」
 何の警戒もしていないところから、やっぱり浮気なんてしてるはずがないと思うのに、気づかれるはずがないって自信からかもと疑う気持ちが湧いてくるから、本当に自分の思考が嫌になる。
 ゴメンと一言呟いてから、真っ直ぐに寝室へ向かってドアを開けた。コンドームやローションがどこにしまわれているかは当然わかっている。引き出しをあけて、先日開封したばかりの箱を手に取った。
 箱を開けて、中身の数を確認する。やっぱり、あるべきはずの数よりも、足りない。
「あの、これ」
 手の中の箱を、相手に向けて突き出した。相手はわけがわからないという顔をしながらも、律儀に頷き、それがどうかしたかと、話の先を促してくれる。
「うん。それが?」
「数、オカシイ、よね?」
「は? 数?」
「そう、数。これ、この前新しく開けてた箱でしょ。で、あの日俺に使った数より、減ってる」
「あ? あー……ああ、なるほど? つまり、俺が浮気してるかもって?」
「まぁ、そう」
「お前、自分で抜く時、ゴム使わない派? というか使わないからこその、浮気疑惑だよな」
 こちらが何を疑って、涙目になったり寝室に突撃したりしてるかに気づいた相手は、困ったような、それでいて笑いをこらえているような、どうにも微妙な顔を見せている。
「自分で抜く時? って?」
「まんまその通りだって。オナニーする時、シーツや布団に垂らして汚すの嫌だし、後始末面倒だからゴム使ってすんだよね」
「は? え? マジで?」
「マジで。てわけで、浮気なんてしてないから安心して? てか浮気疑って心配になって、さっき泣きそうになってたのかと思うと、今すぐぎゅーぎゅーに抱きしめて、そのままベッド押し倒して抱き潰したいくらい可愛いんだけど」
 とうとうニヤニヤがおさまらないって感じに表情をがっつり崩してしまった相手に、こちらはいたたまれなさでいっぱいになりながら。
「抱き潰すのは、夜にして」
 言えば了解と言いながら伸びてきた腕に、先程の言葉通りぎゅーぎゅーと抱きしめられた。

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁

まるで呪いのような19(終)

1話戻る→   目次へ→

 彼の腕の中で、好きだ好きだと繰り返す。そのたびに頷かれて、同じ数だけ好きだと返されて、嬉しさでボロボロと泣いてしまうのをさすがに少し心配されたけれど、これが嬉し泣きだってことは多分ちゃんと伝えられたと思う。
 この一年近く、自分ひとりの片想いが辛くて辛くて仕方がなかった。自分が想うのと同じくらい、彼にも想われたかった。でももうわかった。こうして抱かれることで思い知った。
 自分たちはやっぱりちゃんと両想いなんだって事を、もう疑ったりするのはやめようって思った。こうしてちゃんと、欲しがられているのがわかったから。こちらがして欲しいからではなく、彼自身の気持ちから、どうしても抱きたいんだって言ってくれたから。恋人としての触れ合いなんか無くても、自分が彼から離れていくことさえなければ、彼は満足なのかなって思っていた部分はたしかにあったと思う。でも今日、恋人になったからこそ欲しいと思ってしまう触れ合いを求めているのは、自分だけじゃないってはっきりわかった。
 彼の執着がドロドロのキモくて怖いものだとしたって、そこまで恐れる必要なんてないんだってことも、わかったと思う。だって彼は、彼の中の化物がこちらに牙を剥かないようにと、かなり必死に、もの凄く気をつけてくれているみたいだ。彼が自分にと向けてくれる優しさは、間違いなく本物だった。
 こちらをギュッと抱きしめて、何度も好きだと繰り返してくれる彼の息が、乱れている。本当に、優しい。
「いつまでもグズグズ泣いててゴメン。辛くて泣いてるわけじゃないから。大丈夫だから、続き、して」
 お前のほうがずっと辛そうだよと、うっすら笑って告げれば、相手もどこか気まずそうに笑いながら、実は結構限界ギリギリでヤバかったなんてことを言う。
「ありがと。ホント、大好き。だから、……ぁ、……ぁあっ」
 動いてって口に出す前に、ゆっくりと体を揺すられた。とはいえ様子を見るようにゆるやかに揺らされていたのは僅かな時間だけで、ゴメンもう無理って宣言の後は、けっこうガツガツ貪られてしまったのだけれど。でもそんな時でさえ、酷い声で泣き喘がされながらも、間違いなく幸せだった。


 トロトロとした幸せな微睡みから目覚めたのは夕方近くで、部屋の中からでも、外が薄っすらと暮れかけているのがわかる。慌てて体を起こそうとして、体に走った痛みにあっさり撃沈した。やはりさっきの行為で、体にはかなりの負担が掛かっていたようだ。
「おい、大丈夫か?」
 こちらの呻き声に反応して、すぐさま飛んできた声の主は当然彼なのだけれど、その声が発せられたのは自分の隣からではなく、勉強机が置かれた辺りからだった。というか、机の椅子に腰掛けて、勝手に漫画を読んでたらしい。
「なんで、隣に、いないの?」
「え?」
「けっこう寝ちゃってたみたいだから、暇持て余したんだろうし、帰らなかっただけマシかもだし、マンガ読むなとは言わないけど。でも初めて抱き合った後だよ? 目が覚めた時に、すぐに触れるくらい、もっと近くに居てほしかったんだけど」
「あー……それは、先に言ってて欲しかった」
「いやゴメン。変なこと言って」
 幸せを引きずって酷く甘ったれた気持ちのまま、ついつい口に出してしまったという自覚はあった。
「そうじゃなくて」
 椅子から立ち上がって短な距離を歩いてきた相手が、そのまま布団の中に潜ってくる。
「言っててくれたら、ガッカリさせなくてすんだのにってだけ。で、やっぱ体痛いか?」
 布団に潜ってきながらも相手から触ってこないのは、どうやらさっきあからさまに呻いたせいらしい。
「ゆっくり動けばそうでもない。と、思う」
「触っていいのか?」
「いいよ。というか、撫でられたいしギュッてされたい」
 言いながら、なんか随分恥ずかしいことをあっさり口に出してないかと、ふと我に返ってしまって顔が熱くなっていく。
「照れんな」
「無理です」
「なんで敬語」
「恥ずかしいから」
「今の会話の、どこが恥ずかしかったのか、全くわかんねぇんだけど」
 そりゃあね。あれだけ泣き顔晒しながらガッツリ抱かれたくせに、撫でてとか抱きしめてとか言うのが恥ずかしいなんて気持ち、わからなくても仕方ないけど。
「ただまぁ、俺は嬉しい、かな」
「え、何が?」
「お前が俺に触ってって、自分から言ってくれるのが」
「そういうもん?」
「この前、頼んで触ってもらうのなんて惨めだとか言われたから」
「あー……うん、それはもう、ないと思う。けど、自分からしてってお願いするの、普通にかなり恥ずかしいよ?」
「そういうもん?」
「そういうもんです」
 ふーんと納得してるのかしてないのかわからない様子を見せながら、それでも優しく髪を梳くように頭を撫でられて、うっとりと目を閉じる。
「寝るなよ?」
 またウトウトと微睡みに落ちていこうとしたら、優しい手つきで眠りを誘っている本人から、そんな忠告を受けてしまった。
「というかそろそろ起きないと、おばさん帰ってきそうなんだけど」
「あっ……」
 そうだったと思って慌てて重い瞼を押し上げる。さっき慌てて体を起こそうとしてしまったのも、今が何時か確かめるためだった。
「何時?」
「まだ一時間弱はあるから慌てる必要ない。けど、もっかい寝るのはマズい。多分」
「だな。てか考えたら、昼食いそびれて腹減ってる」
 母が用意していった昼飯が、手付かずでそのまま残ってるってのも、色々マズい気配しかない。この時間を手放すのはかなり惜しいけれど、でももう本当に起きないと。
 そう思いながらも名残を惜しむみたいに、あともう五分だけって思いながら、ギュッと相手の体に抱きついた。

<終>

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁

まるで呪いのような18

1話戻る→   目次へ→

 あんなに泣かれても止められないくらいやっぱりお前を抱きたいし、あんなに泣きまくったくせにそれでもまだちゃんと俺に抱かれてくれる気でいるお前の、泣きまくって酷くなった顔が可愛くないわけないだろと彼は続ける。その後、笑わせたいし、泣かせたくないし、でも泣かせたら泣かせたでこんなに可愛いと言って、真っ赤に腫れているだろう目元にそっとキスをくれた。
「ほ、本気で、言ってる?」
「言ってる」
「ホントに、萎えない?」
「萎えない。むしろギンギン」
 手を取られて彼の股間に導かれれば、ゴムの膜を被った熱の塊に指先が触れる。握ってと促されて、おずおずとその熱を握りしめた。
 初めて触れる自身以外の勃起ペニスは、ゴムを装着済みというのもあってか、やっぱりなんだか得体が知れないもののように思えたし、これが今から自分のお尻の穴に入ってくるのだと思うとどうしても体が震えそうになる。
「悪ぃ。怖がらせるつもりじゃなかった」
 握る手をそっと剥がされた後、今度はその手を強めに引かれて、少しばかり浮いた体を抱きしめられた。ギュッと背に回る腕に力が入って、互いの肌が密着して気持ちが良い。抱き返しながら、ホッと安堵の息を吐いた。
 好きだ、好きだよ、と繰り返してくれる優しい声は、やっぱり自分のためにと彼が与えてくれるものだけど、でももう、それでいいって十分に知ってる。好きだと言われるたびに頷いて、時々自分も好きだと返せば、やっぱり相手も頷いてくれた。
 ああ、なんて、嬉しい。こういう時間を、ずっと彼と持ちたかったんだなって、しみじみと思う。
「ありがと。落ち着いた。怖くなくはないけど、も、多分、大丈夫」
 だから挿れてと言えば、少し浮いたままだった背がベッドマットの上に降ろされ、なんどかチュッチュと唇を吸われたあとで彼が上体を起こしていく。足を開かれ腰を抱えられて、その場所に彼の熱の先が触れた。
 穏やかに抱き合って好きって言い合っている間も、萎えたりはしなかったらしい。その状態でオアズケされる苦しさがわからなくはないから、彼がくれた優しさも気遣いも、やっぱり嬉しいばっかりだった。
「挿れる」
「うん」
「我慢できないくらい痛かったら、言って」
「うん」
「息吸って」
「え、う、うん」
「吐いて」
 言われるまま息を吸って吐いてしている中で、少しずつ先程まで散々指で弄られ拡げられていた場所に、また圧がかかって拡げられていく。
「ぁ、っ……あぁっ……んんっっ」
「息して。吸って」
 もれ出る声が恥ずかしくて隠そうとしたら、必死な声が息をしてと促してくる。思わず見つめてしまった相手は、切羽詰まった顔でこちらを見下ろしていた。
 彼を受け入れる自分だけが大変な思いをしているわけじゃない。彼もまた、早く抱きたい繋がりたい自分のものにしたいって衝動と戦って、なるべく乱暴にしてしまわないようにと努めてくれているのだ。それがわかって、嬉しいのに、なんだか胸が詰まる。
 またじわっと涙が浮いてしまったけれど、でも多分顔は笑っているだろう。頷いて、言われた通りに、息を吸って吐いてを頑張って繰り返す。相手は一瞬躊躇う様子を見せたけれど、なにも言わずにまた少しずつ、奥へ奥へと入ってきた。
「はい、った」
 尻タブに彼の腰が密着している。涙でぼやぼやになった視界で相手を必死に見つめながら、何度も首を縦に振って、もういいよねって気持ちで腕を伸ばした。
 やっと繋がれた彼に、自分も触れたい。触れて、そしてぎゅって抱きしめてほしかった。

続きました→

 
 
*ポチッと応援よろしくお願いします*
にほんブログ村 BL短編小説/人気ブログランキング/B L ♂ U N I O N/■BL♂GARDEN■


HOME/1話完結作品/コネタ・短編 続き物/CHATNOVEL/ビガぱら短編/シリーズ物一覧/非18禁