親友の兄貴がヤバイ(目次)

弟の親友がヤバイの続きです。全19話。
前作で恋人になった二人が、クリスマスに初エッチする話。
今回視点が変わって受験生(視点の主)×社会人(親友の兄)。
攻の視点で受の体を弄り回したかっただけ。
オマケとして、翌25日の話を弟の視点で書いたものがあります。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
後半ずっとベッドの上なので、性的描写が多目な話のタイトル横に(R-18)と記載してあります。

1話 その後の二人
2話 親友宅で受験勉強
3話 帰り道
4話 クリスマス当日
5話 不安いっぱい
6話 手を握られる
7話 演じられた格好良さ
8話 教えてもらう嫉妬
9話  ベッドの中へ
10話 胸を舐める(R-18)
11話 屹立を握る(R-18)
12話 舐めしゃぶる(R-18)
13話 アナル舐め(R-18)
14話 枕下のゴムとローション
15話 前立腺への刺激(R-18)
16話 飲精(R-18)
17話 ゴム装着
18話 挿入(R-18)
19話 煽られてがっついて(R-18)

オマケ話 童貞卒業した親友がヤバイ

 
 
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おっさんの蔵書(目次)

キャラ名ありません。全7話。
半放置子だった視点の主が、雑多な蔵書目当てで近所宅に出入りしているうちに、家主でゲイだということを隠していない、一回り以上年上のおじさん相手に興味を持ってしまう話。
セックス描写は視点の主 ✕ おっさんのみですが、視点の主が抱かれる側になった事もあるとわかる描写が含まれています。
視点の主がおっさんへの恋愛感情を認める所までで、恋人という関係にはなっていません。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
性的なシーンが含まれるものにはタイトル横に(R-18)と記載してあります。

1話 大学卒業前に
2話 えっちな蔵書を読みに通う
3話 感想を言い合う楽しさ
4話 煽られて
5話 寝室で押し倒される(R-18)
6話 抱かれるのだと思ってた
7話 恋人になりたい

 
 
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雷が怖いので(目次)

「雷が怖いので」プレイリクエストについて

キャラ名はありません。全47話で、他の話に比べるとかなり長めです。
お金持ちなS ✕ 貧乏大学生(視点の主)。はっきりとした年齢差は出てませんが、8歳前後上のイメージで書いてました。
雷が怖い視点の主が、突然の雷雨に逃げ込んだ先で出会った男に、愛人契約という高額時給のバイトを持ちかけられて頷いてしまい、お金と引き換えにほんのりSM混じりの開発調教をされまくるうちに相手の男への恋心を自覚していく話。
攻めは親に売られて痛めつけたいタイプのサディストに所有されていた過去あり。人を好きと思う気持ちがわからないという相手に視点の主が諦めずに奮闘し、最後には「お前が好きだ」と言わせます。

下記タイトルは内容に合わせたものを適当に付けてあります。
今回は性的な内容が含まれるものが多いので、性的描写が多目な話のタイトル横に(R-18)と記載してあります。

2017年3月6日追記。
最終話直後のオマケ話、全4話を追加しました。

1話 逃げ込んだガレージ
2話 雷が聞こえない部屋へ
3話 バイトはクビに
4話 愛人契約の提示
5話 時給千五百円
6話 お試しチャレンジ
7話 契約成立
8話 バイト初日
9話 キスだけで(R-18)
10話 やだって言ったのに(R-18)
11話 初日終了
12話 次回はお泊り
13話 豪華ホテルで誕生祝
14話 食事の前に(R-18)
15話 二日酔い
16話 昨夜の記憶(R-18)
17話 チェックアウト
18話 イヤラシイおねだり(R-18)
19話 抱いてもらえない理由(R-18)
20話 抱かれたい理由と恋の自覚
21話 アナルプラグを入れて向かう(R-18)
22話 ずっとこの日を待っていた(R-18)
23話 気持ちいいばかりの初めてだったのに(R-18)
24話 逃げ出す
25話 雷と彼に追われて
26話 ずぶ濡れの告白
27話 彼の肌に残る傷
28話 一緒にお風呂
29話 痛くて怖いだけのおしおき
30話 好きで居てもいい
31話 洗ってもらう
32話 突き返すバイト代
33話 少し変わったその後の関係(R-18)
34話 彼の過去
35話 大学生活最後の年末
36話 ただただ裸で寄り添って
37話 彼の目的
38話 気づいてしまった
39話 それでも受け入れてはくれない
40話 親から勘当されてきた
41話 彼のものになっていく
42話 心に言葉を刻むということ
43話 ポジティブシンキング
44話 彼を貰う(R-18)
45話 互いに互いだけのもの(R-18)
46話 最奥まで全部(R-18)
47話 いつか二人で挨拶に

直後1 ゆっくり抱かれ続ける(R-18)
直後2 嬉しくて泣きそう(R-18)
直後3 繰り返される好き(R-18)
直後4 目覚めた後もずっと幸せ(R-18)

本編隙間埋めプレイ(目次)

 
 
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初めて抱いた日から1年

 ひと月前と半月前と先週と何度も頼み込んで、サラリーマンな年上彼氏に平日の休みをもぎ取ってもらった。
 どうしてもその日に休んで欲しい理由は、出来れば前日まで知らせたくなくて教えていない。だって知ったら絶対休みなんか取ってくれない。理由も告げず、お願いと繰り返し頼むその行為が、どれだけ子供じみたわがままかって事はもちろん自覚している。
 実際子供だし。というセリフは、大学生となってしまった今はもう使えないし、そもそも使いたいとも思っていないのだけど。せっかく長年の片想いを叶えて、一回りも年上のその人を恋人にして、さらには相手を抱くことも出来るようになったのだから、子供みたいな真似はいい加減卒業した方がいいとも思ってるけど。
 でもやっぱり、幼少期から長年培ってしまった関係の脱却は難しい。だってそもそも、相手が抱かれる側になってくれたのだって、自分の盛大なわがままを、結局根負けした相手が仕方なしに受け入れてくれたようなものなのだ。
 そしてやっぱり今回も、今は忙しい時期だから休みは難しいと言われていたのに、なんだかんだ調整して休みにしてくれたのは、相手がこちらのしつこい要望に折れてくれたからに他ならない。
「で、明日を休みにさせた理由は? どこか出かけるのか?」
 大学入学と同時に相手の家に転がり込んでいるので、今自分たちが居るのはリビングだ。家賃と生活費の一部は支払っているが、格安設定なこともわかっているので、家事全般は自分が担当している。今彼が話しながら食べている夕飯も、作ったのは自分だった。
「出かけないよ。俺は学校もあるし」
「は?」
 ならなぜ休みを取らせたと言いたげだ。脳内ではきっと、辻褄が合う理由を必死で探しているのだろう。
「今日は抱かせて」
「平日だぞ」
「だから明日休んでもらった」
 あからさまに嫌そうな顔をしたので、だって特別な日だよと語気を強めに告げてみた。
「特別な日?」
 今度はまったくわからないという顔をしている。まぁそれは想定内だ。この日にこだわってるのは自分だけだってちゃんと知ってた。
「そう。特別な日。記念日」
「記念日……? ってまさか、俺を初めて抱いた日、とか言い出す気じゃないだろうな?」
「あれ? 覚えてた?」
「特別な日で記念日と言われて、去年何をしたかと考えたら、それくらいしか思い当たることがない」
「初めて抱いた日から一年ってのもあるけど、俺が初めて告白したのもこの日。それから数年経って、ようやく告白を受け入れてもらえたのもこの日」
「えっ……?」
「さすがにそこまでは覚えてなかったろ。去年、ちょっと強引に抱いちゃったのはさ、日付も関係してたんだよね」
 恋人になれた日が告白した日と被っていたのはただの偶然のはずだけれど、初めてのセックスをこの日にというのは、随分と前から決めていた事だった。
「来年以降も、この日だけは絶対抱くから。普段はそっちの体力に合わせてあんまりムチャもしないでしょ。でも今日だけはちょっとだけムチャさせて?」
 言ったらなんとも言えない顔をしつつも、諦めたような溜息が一つ落とされる。
「休めるのは明日だけなんだから、そこは考慮してくれよ」
「そこはまぁ、多分、大丈夫……と思う。体力任せに抱き潰したりはしない。予定」
 さすがに12も歳の差があると、セーブしてるつもりでもついついやり過ぎて、過去に何度か抱き潰している。おかげで最近は、休前日しかさせて貰えないし、翌日休みでさえ二回もイかせればあっさりギブアップされてしまう。一度のセックスで一回イけば、それでもう充分らしい。
 まぁ、折角の休みを一日ベッドの中で過ごしたくはないだろうし、たった二回でも午前中はベッドの中という場合も多いので仕方がない。
「予定じゃなくて確実に抱き潰すな。もし明日一日で回復できないような抱き方したら、来年以降は断固拒否だからな」
 それはようするに、ムチャさえしなければ来年以降もこの日だけは絶対に抱くという宣言までも、了承してくれたということだ。
 わかったと頷いて、ありがとうと目一杯の笑顔を向けた。

 
 
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弟の親友がヤバイ(目次)

キャラ名ありません。全10話。
弟の親友(高3)×社会人(視点の主)。5歳差。
弟とその親友が中学2年の時に、弟に手を出さないようにと釘をさしつつ軽く手を出した(手コキした)ら、弟の親友に恋されてしまった話。
親友がその恋を拗らせまくって、主を縛って手や口でイかせようとしたり、脅して抱こうとしたりして失敗。
弟から真相を聞いた主が、結果的には親友と恋人になります。

下記タイトルは内容に合わせた物を適当に付けてあります。
エロ描写は控えめで挿入はなしですが、それっぽいシーンが含まれるものにはタイトル横に(R-18)と記載してあります。

1話 四年ぶり
2話 気付けば拘束
3話 勃たない(R-18)
4話 抱かれる覚悟
5話 翌朝・弟来襲
6話 弟に話す
7話 弟に聞く
8話 弟の親友と話す
9話 ホテルチェックイン
10話 恋人に(R-18)

恋人になった二人が初エッチする続編が出来ました。
続編 親友の兄貴がヤバイ

 
 
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腹違いの兄に欲情しています

 父に家庭があることを知らずに自分を身籠り産んだ母が亡くなったのは小学4年生の時で、父に引き取られた後の数年は地獄のような日々だった。自分で世話をする気が一切ないなら、施設にでも入れてくれたほうがきっとまだマシだっただろう。
 突然不義の子を押し付けられた継母と4歳上の腹違いの兄の冷たい態度に、小学生でも自分がその家庭での異分子である認識は出来る。父は基本、男は金さえ稼げばいいという考えだったようで、継母に丸投げな代わりに自分を庇うことも一切なかったので、継母と兄の仕打ちはあっという間にエスカレートした。
 兄の体は大きく、始めは殴る蹴るの暴力で、それが学校の先生に発覚して家庭に注意が行ってからはより陰湿なものへと変わった。簡単にいえば、性的な暴行が増えた。
 兄に好き勝手抱かれるのは、純粋に殴られ蹴られるより苦痛に感じることも多かったが、逆らうことも誰かに相談することも出来なかった。さらなる報復が怖くて、ただひたすら耐える以外の道がなかったのだ。
 父が突然の交通事故で亡くなったのは、中学2年が終わる春休み中で、もう一人の腹違いの兄に初めて会ったのは父の葬儀だった。父の最初の奥さんとの子供で、自分とはちょうど一回り違う。
 高校卒業年齢の腹違いの弟がいることは知っていたようだが、その下にもう一人いることは聞いてなかったらしい。大学受験に失敗した兄は引きこもって葬儀にもほとんど参列していなかったので、腹違いの弟として顔を合わせたのは自分が先だった。訝しげに上から下まで眺め見られた後、年齢を聞かれて答えた時の随分と驚いた様子を今もまだ覚えている。
 二度目に会った時、上の兄は弁護士同伴だった。呼ばれてリビングへ行けば、重々しい空気の中で、この家から出て俺と一緒に来ないかと言われた。
 一も二もなく頷いて連れて行ってと答えたら、継母は恩知らずだ何だと言っていたような気もするがあまり覚えていない。
 父の家庭になど興味はなかったらしいが、葬儀で最初に会った時の違和感から、大急ぎで現状を調べあげたと言った上の兄は、兄自身のだけでなく自分の分の遺産もがっちりもぎ取ってくれていた。父は稼ぎだけは良かった上に交通事故での賠償金などもあったようで、見たこともない金額の入った通帳を見せられながら、社会にでるまで預かっておくということと、生活に掛かる金はここから貰うから気兼ねなく過ごせと言われた時はみっともなく大泣きしてしまった。
 あの日、上の兄と会っていなかったら、今頃自分がどうなっていたのかわからない。上の兄は自分を救ってくれたヒーローで勇者で、母が亡くなってから初めて頼ることができる大人で、好きになる事は止めようがなかった。
 上の兄と暮らすようになって5年。兄の勧めで結局大学に進学してしまったので、社会に出るまでもう数年残されているが、最近少し辛くなっている。
 大学進学を勧められた時に久々に見た通帳の金額は、ほとんど減っていなかった。積極的に家事をしてくれてるからその分の生活費は免除してると言われて、またしても少し涙がこぼれてしまった。
 兄を好きだという気持ちが、はっきり恋愛的な意味も含むのだと認識したのは、その後少ししてからだ。この人は信頼を裏切らないという、最後の一押が通帳だったのだと思う。
 洗濯カゴから洗濯するものを選り分けながら、兄の下着を取り上げ鼻を押し付けた。大きく息を吸うと、兄の体臭と混ざった恥ずかしい臭いが鼻孔に広がり、すぐに股間ががカチカチになる。洗濯機の前で、兄の使用済み下着を使ってオナニーするという、とんだ変態行為がやめられない。
 兄の勃起ちんぽを舐めしゃぶる妄想は、やがてアナルにハメる妄想となって、最近は自分で自分の後ろの穴を弄る事も増えた。
 フェラも尻穴を使ったセックスも、下の兄に強要されていた時はあんなにも苦痛だったのに、上の兄にならされたいと思う。どんな酷いことをしてもいいから抱いて欲しいと思う気持ちと同じくらい、上の兄が自分に性的な暴力など一切行わないとわかっている。
 引き取られた初期に下の兄に暴力を振るわれていたことは、学校からの注意も入ったくらいなので、調べたといった上の兄も当然知っているが、性的虐待を受けていた事は誰にも話していないので知らないだろう。
 痛くて苦しくて辛い行為も繰り返されれば慣れるし、嫌がりながらも感じてしまうことを嘲笑うのも下の兄のお気に入りだったから、この体はその行為での快楽も知ってしまっている。
 こんな汚れた自分を知られたくなくて、けれど兄への気持ちは募るばかりで、隠れてする変態行為はエスカレート気味だ。
 どうか気づかれませんように。
 そう思いながら、兄の使用済み下着の中にたっぷりと精液を吐き出した。

 
 
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